韓国Web小説紹介:狙撃

 新年あけましておめでとうございます🎍
 年明け初の投稿になってしまいましたが、ちまちまと更新続けていきますので、これからも読んでもらえたら嬉しいです!

狙撃(저격)
おすすめ度 ★★★

「狙撃手が必要だ。スナイパー」
「ねえ、スナイパーはたくさんいるんだけど」
「ただのスナイパーでもなく、最高のスナイパー。キティのように」

あらすじ
 舞台はアメリカ。正体不明の狙撃の名手、コード名エリス。任務のためにエリスを探していたクォン•ヒョンセは、エリスの素顔であるイ•エルに出会う。エルの純真な魅力と狙撃手としての優れた能力に興味を感じたヒョンセ。彼の勧めで任務を手伝うことになったエルはヒョンセのチームの一員となる。事件解決に向けて作戦を進めていく一方で、ヒョンセとエルは恋仲となるが…

クォン•ヒョンセ(34)
 韓国国情院最年少のチーム長。優れた実力とともに端正で華麗な容貌を持つ。アメリカで起きている薬物事件解決に向けて、FBIとともに今回の任務を任されている。冷静沈着であり、どんなときも感情を乱すことがない。エルに狙撃手としてだけではない興味を抱く。

イ•エル(24)
 アメリカ在住正体不明の狙撃手エリスの素顔。母親の虐待と監禁により、普通の人々とは異なる成長を遂げた。母親の死後、彼女の恋人だったクリスにより狙撃手として育てられる。学校に通うこともなく生きてきたため、世間一般常識に疎い。

  おすすめ度は5段階の星3つというところですかね。あまりストーリーに感情移入ができないまま読み終えた感じです。韓国国情院のヒョンセがアメリカでの任務を遂行するためにエリスを探し、事件解決に持っていくというストーリー自体はとてもおもしろかったけど、ヒョンセがなぜエルにこれほど惚れ込んだのかがあまり共感できず…
 ヒョンセの過去については語られていないけど、おそらく職業柄恋人などは作らずに生きてきているぽいのに、アメリカで出会った狙撃手のエルにすぐにキスするような関係の進め方だったので、うーん??という感じでした。もちろん、探していた狙撃手が実は韓国人だったというところにもシンパシーがあったのかもしれないけど。

 エルは学校に通わずに狙撃手としての仕事だけを受けてひっそりと暮らしてたので、一般常識が欠けているというか。キスの意味とか恋人の意味とかわからないままチームの一員として任務に関わっていくなかで少しずつ社交性とか感情というものを知っていく成長がすこし見えたのはよかったかなあ。

 エルをキティと呼ぶあたり、なにも知らない子猫ちゃんを自分で育てていく感覚に近かったのかもしれんね、ヒョンセさん…。でもヒョンセさん、ドSなのかやることはえげつないので、そういうのが好きな人には刺さるかも?笑
  
 まだ完結して間もないので、もしかしたら外伝が出るのかな?ただ読むのかどうかわからないかなあ。評価はとても良かったんだけどね。
  
 この1ヶ月で小説5つ読みましたが、暴夜以外のナムジュ、みんな苗字がクォンなんですよね、めちゃくちゃ偶然なんですけど!頭の中で勝手にクォン家4 兄弟の構図が出来上がってます😂
 ほかにもいくつか気になってる作品はありますが、何を読もうか考え中です!

 おしまい。

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