「同じもの」を見ても思うことは「同じじゃない」
3歳男女双子子育て中のゆちです!
先日、夫と交わした会話でとても印象に残る出来事がありました。
この記事では、私が体験したエピソードと、そこから私が感じたことを書いていきたいと思います。
■同じ景色を見ているけど全く別のことを考えていた
先日、家族で紅葉を見に行った時のことです。
天気はあいにくの小雨状態でしたが、せっかく以前から遊びにいく計画をしていたし、到着頃には晴れてくるかもしれないと、行ってみることになりました。
目的地に到着しても小雨状態が続いていたのですが、
小雨の中で見る景色は、紅葉に靄がかかり何とも神秘的な雰囲気を醸しだしていました。
「なんて幻想的で美しいのだろう。こんなお天気の紅葉も悪くないな」
と、私はとても満足していました。
ですが、帰りの車の中で夫はこう言いました。
「今回は全然楽しくなかった。紅葉をキレイとも思わなかった。来たことがあるところだから新鮮さがなかっただけかもしれないけど。雨の日に観光なんてするもんじゃないね。」
夫はわたしと同じものを同じ時に見ましたが、感想は全く違っていたのです。
■「相手も自分と同じ気持ちだろう」という思い込み
「同じものを見ても思うことが全く違う」ということは、意外なようで実は誰もが日常で時折体験しているのではないかと思います。
例えば、
誰かと一緒に美術館に絵を見に行き、ひとつの作品に目を止めて見入っているうちに、同行者は次の絵にうつってしまう。
2人の間はだんだん離れて、とうとう最後まで別々に鑑賞することに・・。
という展開はよくあることですよね。
・同じ絵を見ても、その作品に引き寄せられる人。そうでない人。
・同じ作品に魅力を感じても、作品のどの部分に魅力を感じるのか。
よく考えれば、人それぞれが違うことを感じ考えるのは当たり前のことなのですよね。
ですが、私たちはつい、自分と同じ感動を感じてもらいたかったり、共感してもらえるものだと思い込んでしまうことが、とても多いように思うのです。
それが原因で、身近な人と人間関係のトラブルに繋がることもよくあるように感じています。
■自分の気持ちも、相手の気持ちも大切にする
人間は共感を求める生き物なので、自分の気持ちを受け止めてもらえなかったりすると、怒りや悲しさを感じることがあります。
そんな時、
“「同じもの」を見ても思うことは「同じじゃない」” ということを思い出せるといいなと思ったのでした。
・なぜ相手がそう思ったのか、想像力を働かせてみる。
・お互いに敬意を持ちながら、相手とよく話しあってみる。
これをするだけでも、「そんな考え方もあるのか」と自分の視野を広げるきっかけにもなるように思います。
そして、「自分の気持ちも、相手の気持ちも、両方尊重していくこと」がとても大切なのではないかなと感じたのでした✨
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最後までお読み下さりありがとうございました✨