私目線のMtF0~1年生さんがやるべき事とまだわかってないこと ②
続きです。
よかったら前のお話のこれも読んでください( ˙꒳˙ )
次は環境とかについて書きたいかなーと思ってます。
私のトランス環境
私は関西で一人暮らしです。
インコは居ますが、基本誰かと同居は無理ですね。
あと内向的なのであまり人間関係が得意ではないです。
人間関係
性別移行に際して1番の壁になるのは親族や職場、友人関係では無いでしょうか。
職場
職場は、その時Uberの配達をしていて定職に就いていなかったので特に問題はなかったです。
あとからお仕事探しに挫折することにはなりましたがそれはまた別のお話。
友達
友人に関しては…切りましたね。
もちろん、背中を押してくれ理解してくれていた人も居ましたが
私は不器用なので、私のために切りました。
その人とは長い付き合いで、もちろん男性時代の友だちなので色々こっちに問題があったんです。
例えば外見的な女性化が進んでいって、内面的にも自信がついた時に
そいつと“これまでと同じように”接することはできないんです。
男口調で男の声で、男のノリで接してきたんですから
んなもん、こっちも恥ずかしいし相手も気まずいでしょ。笑
友達と遊ぶ時は今まで通りでいいじゃんって、なっちゃダメだと思う。
使い分けれる器用さがあっても危ういと思う。
だってその友達が良くも悪くも男性時代の“セーブポイント”になっちまうんですから。
親族
こっちは割とイージーというか、親族と呼べる人がお母さんしかいなくて、お母さんは理解のある人だったから簡単でした。
父方の親族はほぼOUTなのですが
問題はお母さんの姉(伯母)ですね。
考えがアナログ通り越して石器時代なので
「なにが性同一性障害や!!男やねんからうじうじすんな!!」とかハチャメチャ言われました。笑
これでもオブラートに包んでるんですけど
これでどんな人かはイメージつくはずwww
しかも私、伯母に理解されたいとは思ってなくて…まぁ言わないわけにはいかなかったんですけど
なんでお母さんが理解してくれてるのに伯母に猛反対されないといけないのwww
「理解なんかしたくもない」なんて言われたけど
そもそも大嫌いだし、呪い56したいと思うくらい怨んでいるので
「理解されたくもない」んですよwww
これもまた別のお話なので
人間関係に関しては比較的優しかったんじゃないかな…?
しんどいのはお母さんが鬱で八つ当たりしてくる時くらいです。笑
病院(ホルモン注射)とか生活面とか
私が住んでいる地域ではGID治療を取り扱っている病院が無いので
隔週で電車移動してます。
そんなに遠くはないけど楽な距離ではないかな。
GID対応のメンタルクリニックも一度しか行っていないので、ただひたすらそこで紹介されたクリニックでホルモン注射をしてもらうだけです。
生活面は、今生活保護を受給しています。
過去の記事で何度か書きましたが、色々がんじがらめでDead or Alive状態になっていました。
それに加えて性別移行もしているということで
今は身辺整理と準備ですね…。
もちろん贅沢はできませんが、安定して心療内科に通えているので助かっています。
環境面まとめ
人間関係は本当に最小限、性別移行に際しての社会的混乱もなく、改名も進められていてかなり恵まれていると思います。
SRS(戸籍変更の為)が性別移行の最終目標(?)ということでお金を貯めないとです。
だから社会復帰は大大大前提なので、どういうお仕事ならできるかとか
そういう不安はあるけど
少しづつでも前に進めるよう努力しています。
パス度の具体的変化
私はもちろん、最終的には埋没したいと思っています。
ほかの方の記事ではだいたいパスの度合いを
ノンパス
配慮パス
完パス
埋没
くらいに分けていらっしゃるのでそれに倣ってこの一年を振り返ってみます。
トランス開始初期
ノンパスでした。
パスしようともしていない状態でしたが、まぁやろうとしても数ヶ月はしんどかったとは思う。
トランス開始2~3ヶ月
ノンパスor配慮パスです。
まぁいわゆるリードしまくり状態ですね。
大人しくしてたらギリなんとか…って感じ。
この頃もパスしようとしてなかったと思う。
トランス開始から半年
配慮パスor完パス
完パスしようと思えばできるけど、自分パスができてないからビビってリードするってケースが多かった時期です。
この頃はまだ女の子の格好をしてレジに並べませんでした。
トランス開始から8ヶ月くらい
配慮パスor完パス
おんなじやないか!!
いえ、ちょっと違うんですよ。
この辺から自分の強みとか、完パスできる服装やメイクに気づき始めて、自信が芽生え始めました。
トランス開始から10ヶ月以降
完パス
声パスできてなかったのもあったのですが、失声症挟んだから今は声パスもおっけー。笑
明確に自分の中に芯ができましたね。
多分顔つきの変化もこの辺でちょっとした加速があったと思う。
もちろん今も油断したらリード要素はあるので気をつけないとですけど
自分からボロを出したりしない限りは大丈夫です。
自分に合うメイクを見つけられたり、似合う服装にチャレンジしてみたり
かわいいヘアスタイルにトライしたり
積極的になれたのもつい最近です。
私みたいな臆病者は、誰かに無理やり引っ張られて疲弊しながら強くなるか、自分で自分のやる気のトリガーを引くかしかないので厄介です。
でも、できたら傷つきたくないじゃん?笑
臆病者MtFが気をつけるべきこと
これはもう、反省会でしかないんですけど
ホルモン打ったりメイク上手くなったりしたら男顔スタートでも女の子になっちゃうし、パス度も必然的に上がるんです。
私みたいによわよわメンタルの人は「女子トイレ入ってバレたらどうしよう…はぅ…」とか思いながら我慢して膀胱炎になるんです。笑
かと言ってさ「まぁまだ配慮というかノンパスだろ」って思って男子トイレに入ると10度見されたり、トラブルになったりがあるんです。
結構世間の目は都合よくできていて…宙ぶらりんの段階の私たちはどっちにも居られないんです。
そういう時どうするか…。
難しいよ。本当に。
パス度をあげようにもどのラインからオッケーなのかとか、色々悲観的になりすぎて結局わかんないと思う。
結局私の振り返りだけで長くなったからまた次にしようと思います。
次の記事で書く内容
現在のパス度の測り方
段階ごとで私がしてきた行動の成功例と失敗例
自分パスの大切さ
こんな感じですかね。
多分大多数の方にあてになんない内容になると思う。
でも中でも少数派というか、クリティカルに刺さる人はいると思うから書き残したいです。
脳のリハビリにもなるしね…笑