約束を守る。
弊社にいる皆さんはお気付きの通り、岩崎は約束を守らない人を信用しません。
というか、多分そういう人の方が世の中には多いと思います。当たり前に見えて、意外と簡単ではない「約束を守る」ことを今一度書き留めておきたいと思います。
時間を守らなかったピザ屋に、二度とピザは頼まない
私は社会人になったばかりのころ、とにかく仕事ができませんでした。
ある日、上司に「X日までにやります」と約束した仕事を、忙しさにかまけて約束の納期を反故にしてしまいました。もちろん当たり前ですがこっぴどく叱られます。そこで怒られるのが怖かった岩崎は(本当に馬鹿なことに)言い訳をしてしまいます。「○○さんがこれをしてくれなかったので遅れました」と。その瞬間、堪忍袋の緒が切れた上司にミーティングルームに呼び出されます(今思うと多分自分も同じことをします)。
上司は厳しく、でもまっすぐに仕事ができない岩崎に事実を教えてくれました。
「いいか、岩崎。お前がピザ屋やとするやろ。1時間以内に配達しますって約束したんや。やから俺はお前にピザを頼んだ。そしたらお前は渋滞にあったとか、ガス欠やったとかいって1時間以内に配達せえへんかったんや。そんな言い訳、お客さんには関係ないやろ。知らんがなって話や。そんなピザ屋にもっかいピザ頼むか?頼まんやろ。俺なら他のピザ屋に頼むわ」
言い訳岩崎は泣きながらその話を聞いていましたが、それ以上一切言い訳できなくなるほどに腹の底から納得しました。私もそんなピザ屋には頼まへん、と思ったことを昨日のように覚えています。
約束を守らない人に面白い仕事はこない
ピザ屋と同じで、重要な仕事やチャレンジングな仕事は「この人なら約束守ってくれる、頑張ってくれるはず」と思われる人にしか回ってきません。あなたが上司なら、約束を守らない人に大切な難しい仕事は任せないと思います。「この人はどうせ約束守らへんもんな」と思われたら、ビジネスマンとして終わりです。この界隈では約束のことを「コミット」というかもしれません。コミットは絶対守らないといけません。
これは期日や約束を必ず守れ、という意味もありますが、どうしても事情があって約束を守れないこともあります。その時はできる限り早く、どうしてもできないこと・助けてほしいことを伝えるのが最も誠実だったりします。チームで働いている強み(もしくは意味)はそこにあったりするので、できないから言わないではなく出来なさそうだったら早めにチームの助けを求めることができれば、チームのみんなは喜んで助けてくれるはずです。
約束を守る。誠実に生きる。嘘をつかない。社会人の基本ですが、これをちゃんとやっている人は意外と少なかったりもするので、まずは基本に忠実にやるだけでも、信頼貯金は溜まっていくし、それはいつかあなたを面白い仕事に導いてくれるはずです。
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