しんどくないと仕事じゃない
今、皆さんはしんどいですか？
私は、いろいろ考えないといけないこと、何を捨てるか決めないといけないこと、時間をかけて磨き込まないといけない直近の目標…等、たくさんやりたいことがあって、今なかなかしんどいです。
正直、マジでキッツいな…と思うし、「早く楽になりたい」とふとした時によく思います。でも、そう思ってないときのほうが実はヤバイ、という話をします。
今回は特にビジネスマンとして一級品になりたい人に向けた文章です（もしくは今しんどい自分への慰めかもしれない）。
筋肉痛、感じてますか？
自分はおばあちゃんになっても元気に働くために、毎週筋トレをします。
自分ひとりでは追い込めないのでトレーナーさんについてもらってます。これが正直だいぶキツいです。
「いや、さすがに無理やろ」ってところまで何度も追い込まれます。キツすぎて、目標を絶叫しながらなんとかやりきります。しんどくて本当に今すぐにでも逃げ出したいんですけど、その後くる筋肉痛が気持ち良いんですよね。筋肉痛の気持ちよさは達成感だと思います。むしろそれがないと居心地が悪い。
実際に筋肉の成長には筋肉痛は必須です。筋肉痛が来ないトレーニングでは筋肉は育たない。
筋肉って何回言うねんって感じですね。でも仕事も全く一緒だと思ってます。辛い、キツい、って毎日思えてないなら、それはシンプルに成長してないんだと思います。
しんどくないときこそ、相談しよう
しんどすぎて潰れてしまうのはもちろん問題だけれど、しんどくなさすぎて力を持て余しているのもそれと同じくらい大きな問題です。あえてそういう人生を選ぶのも全然あるなと思うけれど、こんな転職市場をどうにかしたいと言っているスタートアップに来ている皆さんには、それなりの動機や向上心があるんだと思っています。
あと、こういう無理することって、体力と同じで、若いときしかできないんですよね。なので人生の中で最も若い今、無理してないのは本当に将来の自分に申し訳ないと思ったほうがいいかも知れません。
ちなみにここでいう無理っていうのは働く時間のことではありません（それはそれで体力の無理は多少してもいいと思っているけれど）。
自分にとって本当にキツい意思決定をしているか？という話です。毎日「本当にこれでいいのかな？大丈夫かな…。いや、無理かもしれない、でもやってみるしかない…」みたいなことを考えて、何かを捨てて何かを取る意思決定をしんどいながらやれているか、今一度考えてみてください。
もし「あ、今自分しんどくないな」と思ったら、黄色信号と思ったほうが良いと思います（逆にしんどいときは「これが健全なんだ」と思えると強いです。でも本当にヤバイときはちゃんと教えてね）。そういうときは是非、ボスに相談しましょう。「こいつサボってたのか！」と思われるんじゃないか？とか、そんなことを気にする必要はありません。多分、それだけ筋肉痛が出るようなアサインができていなかったマネージャーの責任がおおいにあるためです（この文章は自分の首を締めています）。
仕事をしていると、いろんなキツイことがあるし、全然ダメな自分と向き合っては落ち込むことばかりですが、それはきっと筋肉痛です。明日はもっと強くなれるはず。明日も頑張ろう。
※この文章は毎週YOUTRUST社内向けに岩崎が書いているものを再編集したものです。
▼使ってね！