海底の修羅/小林義裕 坂口恭平カバー
墓場を出て
丘をくだる
流れを下る
舟は もう
いらない
わたしが
舟 だから
海底だと
思っていたのは
頂き だった のだ
不知火海、
墓に するには
浅 すぎる 海
陽が 霧のように
溶け込んで きたので
天と海が
その時 ゆるりと
入れかわった のだ
墓場を出て
丘を くだる
流れを 下る
舟は もう いらない
わたしが
舟 だから
歌詞 石牟礼道子
作曲 坂口恭平
https://youtu.be/hqdSJV3r-TU?si=PERTjUylsN_V03mp