酒蔵寺田本家さん 発酵の話


寺田本家さんは
千葉県北部神崎町の
代々続く酒蔵さん

前当主の寺田啓佐さんに
お世話になった時分から
毎年季節のおハガキを頂戴している

現在は24代目の寺田優さん

物腰の柔らかさのなかの
並々ならぬ情熱
御酒造りが楽しいのが
波々伝わってくる

奥さまの聡美さんは
酒粕料理研究家でいらして
「カフェうふふ」をされている
(臨時休業中)

拝読すると
いつも何かしらの気づきを
頂いているのですが、
今年はじめ
お年賀の内容が
とても印象的でした

今、酒蔵では未来に向けて
地元の間伐材である
山武杉を使った木桶を
作ろうとプロジェクトを
進めていらっしゃるそうで

その切り出された材を見ると
数世代前の山の持ち主さんが
いい材になるようにと
丁寧に枝打ちされているのが
見て取れるのだそう

その枝打ちのお陰で
製材してはじめて
予想を超える大部分が
桶として利用できることが分かり
「背中に電気が走るような
衝撃を受け」た

記されています

発酵菌もそうですが
「見えない」に
常に支えられていると思う
今日この頃

手前味噌な
言葉遊びだけど、
みえる(可見.神)と
みえない(深見.不可見)は
裏表




発酵の里神崎町では
来週日曜日(3/17)
町をあげての
酒蔵まつりがあり、
寺田本家さんとしては
5年ぶりの「お蔵フェスタ」

その時に
その杉材を使った木桶を
組み上げる予定だそうです
(予定なので変更あるやも)

お近くのお酒好きさん
発酵好きさん
木桶好きさん
お祭り好きさんは
チェキラ。


プラス

寺田本家 元蔵人の
麹文化研究家なかじさんも
とても魅力的なスタンスで
活動をされている

(↓peaceflagさんの
インタビューでは
寺田啓佐さんのお名前も
少しでてくる)




ご縁あった方々が
今も醸し出し伝える何か

コトナル同志
(ウチナル自己他者)が
ハッコウして
フェーズがうつるのは
菌の世界だけじゃないなと
嬉しくなり
ここの気持ちが
同時に
ハッコウする

発酵って、
そういう見えない可能性のこと
でもあるような
気もする






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