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ローカルフードと土地との相性

何を隠そう、今いるこの国について、実は食べ物が合わない。ここ10日くらいないけど、来た当初は常に胃も腸も悲鳴を上げていた。

考察シリーズ。

ローカルなのが合わないとかではなく、洗練された高級なものであってもダメである。ホテルの食事も美味しく食べてるフリをしていたが(最初はそこそこ美味しいと思ってたのよ)、実はあまりグッときていなかった。美味しくないわけではないのだけど、何かが違うとずっと感じている。

味付けだと思う。辛いものは辛いのだけど、なんかこう総合的にパンチが足りない。よく言えばマイルド。私的にはぼんやりした味付けなのである。

私は暑い国が好きであり、暑いところでは塩辛い味付けを好む。そしてその塩辛いのとビールが最高なのである。だけどこの国の料理はパンチが足りない。あれだ、物足りないのだ、多分。

長く住んでいたミャンマーの料理は脂っこくて味が濃くて、ずっと食べてるとウッとなるのだけど、でも私にはあっちの方が合ってたんだと思う。先日デリバリーで食べたギトギト中華が異常に美味しく感じられたのはそういうことなのかもしれない。ご飯が進む味の濃いおかず、これが私が好きなアジアの味なのかも。

で、何が言いたいかというと、食べ物というのは生活する上で超重要要素であるから、毎日食べないとしても食べる機会が多い環境に置かれているとそれだけでストレスなのである。あとはにおいもそうである。食べなくともウッとなるのだ(関係ないが、今日久々にだいぶ近くでドリアン嗅いでしばらく調子悪かった。あとジャックフルーツのにおいも苦手)。

先日書いた言語ってのも大事だけども、やはり食べ物も大事よね。ま、とはいえ、まだたかが一ヶ月しかいないからハッキリと断言はできないけど。でもね、しつこく食べる機会を与えられら中で、「あれ、これもしかして意外といける?」瞬間がないとやはり合わないのかなぁと思ってしまう。今は他国の料理を食べる頻度を増やしてからすこぶる調子が良い。

数ヶ月という単位で滞在した国の中だと、残念ながらたぶん一番調子が悪い。ローカルな食事をエンジョイできていない。他の国ではお腹を壊しながらも、なんだかんだとおいしく食べてたもんな。なんかな、ちょっち悲しいよね。

実は大昔、この国の駐在の仕事の面接を受けて合格したのだけど、直感的にお断りしたことがある。すごい嗅覚だな、と振り返る。まあご縁はあるみたいだけどね。

合わないものは合わないのだから無理をするのはやめた。ありがたいことに選択肢は色々あるので、ハズレが少ない中華や韓国、インド料理とかメインに食べよっと。

なお、MSG(味の素)入れすぎ説も否定はしない。