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haruc1112
球技と体育が苦手だった理由
部活みたいなのに成り行きで参加してきた。
急に昨晩「ソフトボールしませんか?」と誘いがあって、せっかく誘ってもらったし、どうせヒマだしなと思い「見かけ倒しで運動神経めちゃくちゃ悪いので、応援要員として行きます!」と答え、TシャツGパンで見学者感を出した格好でいざ。
そしたらチーム戦で一人足りないからと、結局参加になった。だよね、なんとなく予想してたよ。
球技がとにかく苦手で、かつ、道具を使うもの(バット、ミット、ラケット)がさらに苦手。バットを握ったのなんて下手すると20年以上ぶり。そんなへなちょこの極みを参加させるなんて恐ろしすぎる。
ただ、みんな優しいし大人である。体育会系バリバリな人は、同じ部類の守備の方にしか打球を飛ばさないし、女性は三振がないし(これはこれで謎のプレッシャーだけど)、ミスしても空振りしてもみんな優しい。そして、打ってたまたまヒットになったらみんなすごい褒めてくれる。
結果、楽しかった。守備はヘタレすぎて笑えないレベルだったけど、何度も回ってきた打席では当たるまで打たせてもらい、バットを振ってボールに当てる、ただそれだけが難しくて面白いんだって知った。この年まで知らなかった。
体育が死ぬほど嫌いだったのは、評価されるし、ミスると冷ややかな目で責められるからだったのだ。楽しいなんて思ったの、ドッジボールくらいかも。あとは苦手っていうよりも苦痛だったんだなと思った。だから一人でできる、競わない水泳や走ることに出会い、私は運動自体の苦手は克服した。でも楽しさが圧倒的に足りてなかったんだということに気づけた。
誘ってくれた人にも、今日ほぼ初対面でも優しく忍耐強く一緒にプレーしてくれた人にも感謝したい。
しかしながら筋肉痛がすでに酷くて明日が怖すぎる。