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指人形、はじめましたの行為と記録 Vol.160「おまけの"お"と"け"完成」
ゆびにん制作日記(2024.10.07 - 10.13)
今週もモノヴィレッジに向けてノベルティを作っていました。
全3種完成したので新作の制作に入ります。
10/7 (月) - 10 (木) ノベルティ制作。
10/11 (金) おまけの "け" の「ケークサレ」7体完成。
![](https://assets.st-note.com/img/1728911514-Ys7ZczOdLM3fWKpN0TGibrFo.jpg?width=1200)
10/12 (土) おまけの "お" の「オムレット」7体完成。
![](https://assets.st-note.com/img/1728911538-hsEIRB569geWSwLNQfOoaM1J.jpg?width=1200)
10/13 (日) 制作休み。
今週観た映画
・憐れみの3章(感想) ☞ 好き
・札幌国際短編映画祭
アワードセレモニー
北海道道のロケが入るという話だったので、ミスター(鈴井貴之)を拝めるかと思ったのですが放送時間が押したのか式典終了後にロケがあったようです…南無三!
授賞式の最後に大賞受賞作の『戦場の音』が上映されました。感想はこちらに書いたので割愛。
ファミリー&チルドレン
こまねこのかいがいりょこう(感想) ☞ 国内初上映
+以下の12本鑑賞。
『ヤドカリとカニ COQUILLE』フランス
短編映画祭で毎回1本は見かけるような作品。
ヤドカリとカニの造形があんまり好みではありませんでした。
『ちょうといのちのみず BUTTERFLY』クロアチア
一枚絵の中に5か所くらい動く場所があり、その中で食物連鎖のようなものが描かれているちょっと変わった作風の作品。
同じ動作が何度か繰り返された後、一部にクローズアップし、異変が起きて、また引きの絵になって、ちょっと違う連鎖が起き、また同じ動作に戻る…みたいな感じなので何とも言えない中毒性がありました。
この作品や同じ監督の作品は機会があればまた観たいです。
『じいじのほしはなび』日本
子ども審査員による審査の大賞受賞作。
コロナ禍のお祭り中止&花火打ち上げを描いているような少し現実に即したお話でした。ちぎった和紙を貼ったようなタッチの絵が可愛らしかったです。
『タコさんちのちくおんき GRAMOPHONE』キプロス
音楽がいい。
あれってタコだったんだ…とタイトルを見て知りました。
骸骨から足が生えたみたいなキャラだったので…
『うさぎときらきら AS THE SUN GOES DOWN』フランス
画風があざといと思ってしまってあんまり可愛いと思えず…
ストーリーも特に面白くなかったです。
『ブリッジ 〜マイリトルフレンズ〜』日本
ここまでの5本がセリフがない作品だったので、急にセリフが出てきてギョッとしてしまい、入り込むまでちょっと時間がかかりました。リスがかわいい。
『ドックック』日本
アワードセレモニーで監督の受賞コメントの動画を拝見したのですが、誰もいないすきに犬が部屋を散らかす様を見て、もしかしたら本人は料理をしているつもりなのでは…と思ったところから作った作品とのこと。
野球ボールが卵に、手袋がウィンナーに、ペンダントがケチャップボトルに…と、驚きがたくさんある作品で面白かったです。絵も可愛い。
『にわとり火星へ行く MR CHICKEN GOES TO MARS』オーストラリア
オーストラリアのご機嫌な感じが出ている作品。
きっちり作りこまれている作品が続いたので、今作が出てきてなんだかホッとしました。
『ねこになった I BECAME A CAT』韓国
たぶんコマ撮り作品。動物の造形が細やか。
昨年観た『でんちのおかあさん』然り、本作然り、韓国の作家は羊毛フェルトでコマ撮りするのが上手いですね。
ここから展開して行きそうな話だったので、ストーリーには物足りなさを感じました。
『王さまとようへい FREELANCE』デンマーク
このプログラムで唯一ブラックなオチの作品。好きなオチでした。
作風に見覚えがあったのでもしかしたら前にも選出されていたかも?
『夏の雨 SUMMER RAIN』スイス
スイスってお葬式に赤いネクタイとか、赤い靴を身に着けててもいいんだ!という発見がある作品。
少女の想像力の描き方のファンタジックさと、別れの悲しさの現実味が微妙にミスマッチに感じました。
『アイデアたんけんたい NEW IDEA』セルビア
ちょっとミニオンズっぽい造形。
ペンと虫眼鏡とカメラのキャラクターは可愛いのですが、最後に出てくる少女がちょっと不気味でした…急に人間出てきた感がすごい…
今週読んだ本
『神経症的な美しさ アウトサイダーがみた日本』
モリス・バーマン 著、込山宏太 編・訳(慶應義塾大学出版会)
読了。日本という国がどのように形成されてきたのかをざっくりと理解できる一冊。ペリーが来航しなかったら、あるいはペリーよりも賢く日本人と対等に協議をしようという姿勢の人物が来航していたら日本はもっと違う国になっていたかも…と思わされる本でした。人類×資本主義の限界も感じさせられる内容になっていて、今後世界がどう変わっていくか少し楽しみにもなりましたねえ…
伝統工芸の職人へのインタビューも収録されていまして、消費しているだけではだめで作り出していかないとな、と改めて思いました。