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どじょうのいる職場

前回の話

さて、放し飼いの最中もどじょうにはいろいろ驚かされた。カルキ抜きとか知識がなかったので、いきなり水道水で飼い始めたわけだ。もちろん、酸素を起こすような道具もない。果たして生き残るものかと思っていた。

しかし、どじょうの生命力たるや。

PEN-F / Super Takuma 55mm F1.8

まず、こいつらは食べなくても、そうそう死なない。飼ったとしても、エサは1週間に1回でもいいらしい。てことは私たちの設けた期限で、餓死するようなことはまずなさそうである。

次に、こいつらは苦しくなると自分たちで水面に浮上し口呼吸する。酸素ぶくぶくしなくても、自分たちで何とか出来る。魚のくせにエラ呼吸だけじゃないだと!?

そして、これは残念なこと。こやつらは、水面から飛び出し桶から飛び降りる。新天地を目指して出ていこうとするのだ。しかし、残念ながら外は水もないベランダ。何匹ものどじょうたちが干からびていった。(中には生きている奴もいたが)

PEN-F / SUMMILUX 15mm F1.7

どじょうのストレス具合は、背びれでわかるらしい。たたまれているとストレス状態。ピンと開いていれば元気ということらしい。

放し飼い三日目にして、背びれはぴんぴんだった。いや、適応しすぎだろ。

一週間はあっという間に過ぎ、なんと8匹ものどじょうが生き残ったのであった。

思ったよりだいぶ生き延びたな。

翌日には、水槽に石を敷き、隠れられる小物類を置き、水のろ過装置を動くようにした。どじょうたちにとっては突然の好待遇だろう。

こうして、どじょうのいる職場へと変貌を遂げていった。

PEN-F / M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm f1.2 PRO

どじょうの生態、まだあるのでもう一回書きますw

ではまた。

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