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備忘録:夏の着物の体感について その2

7月20日 晴れ 最高気温 33度
18時から、先輩の親戚がやっているという天ぷら屋さんで久しぶりの旧チームとの夕食会。
日中は暑くてどうしようかと逡巡したけれど、この日のために誂えたようなものなので、予定通りの格好で出かけることに。

着物:小千谷縮
帯:召しませ花 しろくまとビール
帯揚げ:衿秀 麻 淡黄色
黄色の三分紐にビールの帯留
襦袢:深緑の麻襦袢
半衿:白の絽にペンギンの刺繍
足元は足袋に下駄

自宅を出たのも夕方だったので、思ったよりも暑くなかった。
歩いているとどうしても汗は出るので、ハンドタオルが湿る程度にはこめかみや首から汗はかいた。まあ、正常な体の反応。

麻襦袢での外出は初めてだったけれど、着物のベテランが麻にたどり着く、というのがよくわかった。
群ようこさんのエッセイで、彼女は肌が弱いため麻に負ける、とおっしゃっておられたので、
自分ももしかして・・・と心配したけれど、杞憂だった。
私の肌はそれほどヤワではないらしい。

屋内はクーラーが効いていて、食事中は体温が高くなったものの、
汗が滴るほどではなかった。
帰宅後、着物を脱ぐと、お襦袢は湿っていたが、帯にはほぼ影響なし。
着物も帯周りは湿っていたので、大量に霧吹きをして汗を飛ばし、吊るしておいた。

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