#2 子どもの頃の夢
子どもの頃に思い描いた
なりたかった自分になれているだろうか。
私にも子ども時代があった。
幼稚園の頃の夢は、お母さんになる事だった。
お誕生日会でなぜか必ず発表する
『大きくなったら◯◯になりたいです』
というやつ。
毎年「お母さんになりたいです」と
言ったのを覚えている。
そして今。
結果、私はお母さんにはなれなかった。
叶わなかった夢。
努力はした。
つもり?なのかもしれない。
もっとできる事があったかも。
あの時こうしていれば。
どんなに思っても、時は戻ってこない。
人生、保留にしてはいけない事がある。
結局、本気でお母さんになりたかった訳じゃないでしょ
そう言われれば、そういう事なのかも知れない。
でも、後悔はない。
これは、どうしようもない事実。
受け止めなければならない現実。
自分が一つずつ選んできた選択の結果だ。
勿論、悲しかったし、いっぱい泣いた。
突きつけられた現実を受け入れるのに
数年かかった。
ただ、私にはこの人しかいなかった。
この人じゃなきゃだめだった。
お母さんになれなかった今
私は、子どもに関わる活動をしている。
お母さんじゃなくてもできる事はある。
お母さんじゃないからできる事もある。
今を正直に精一杯生きる事。
後悔のないように。
そうする事で
子どもの頃の自分に、胸を張って会える気がする。