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退蔵院 

退蔵院は妙心寺の塔頭寺院。
今から600年ほど前(1404年)、波多野出雲守重通が無因宗因禅師を開山として建立。
退蔵院は応仁の乱で妙心寺とともに炎上したが、1597年に亀年禅師によって再建され、今に至る。

「退蔵」という言葉には、「価値あるものをしまっておく」という意味があるように、陰徳(人に知られないようにして良い行いをする)を積み重ね、それを前面に打ち出すのではなく、内に秘めながら布教していくということを示している。

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