1月 俺的化学業界ニュースまとめ+関係特許の調査
1月の化学業界ニュースで印象に残ったものをまとめていきます。+して、月に気になったニュースに関する特許を限定して3つ見て、コメントしていきます(月末更新予定)。
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高速道路における緑の価値の定量的評価に関する調査研究 報告書
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三菱ガス化学
化学大手メーカー。日本海に天然ガスの自社鉱区を所有し、過酸化水素、キシレン誘導品、アンモニア誘導品、エンジニアリングプラスチックなどの化学品を生産しているほか、サウジアラビアやベネズエラなど海外で、メタノールを合弁方式によって生産している。(wikipedia参照)
石油製品、ポリマー製品が主な製品ポートフォリオである。
今回はCO2由来のメタノールの製造について着目する。
該当特許 特開2004-315473
検索式
その他、CO2由来のメタノール製造関連特許は10件ほどあった。
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AGC
世界最大級のガラスメーカー。建築材料、自動車向けなどのガラスを中心に、電子部材やその他の化学関連素材を製造・販売している。特に、ガラスについては、世界における最大手である。建築用ガラス、フッ素化学製品などを主に取り扱う。(wikiperida参照)
今回はガラス溶解についてのシミュレーションに着目する。
該当特許 検索ヒットならず。
検索式
検索ヒット0件。おそらく出願していて、公開はさきだろうか。
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マイクロ波化学
今回はマイクロ波化学の出願情報をLens.orgでパテントマップ化してみた。
Lens.orgでの分析
検索式
パテントマップ
JP出願は当たり前だが、EP出願が目立って多い。
これはおそらく、下記が原因だろう。
① B01J 19/12・・電磁波の利用[3]
②H05B 6/80・・特殊応用装置(マイクロ波を用いて加熱するストーブまたはレンジF24C7/02)[3]
③H05B 6/64・マイクロ波を用いた加熱[3]
特許では、やはり電磁波・マイクロ波に関する特許が多い。
しかし、電磁波・マイクロ波の対象は、カルボン酸のようである。
⑤C07C 67/08・カルボン酸または対称無水物と有機化合物の水酸基またはO―金属基との反応によるもの[2]
⑥C07H 13/06・・・脂肪酸[2]
技術としてHPにしっかり開示しているところからも、ポートフォリオの割合が高い理由がうかがえる。