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おっさんとチャットレディの恋 Part.27 「脊髄損傷と車椅子の恋」その①

<私>
・60代。定年後再雇用で仕事継続中
・チャット歴十数年?
・チャットは時々楽しむ程度
・PC周りに詳しく、カメラ・動画撮影も覚えあり
・既婚者

<彼女>
・チャット歴数年
・バツイチ小学生の子持ち
・40代
・彼女のnoteはこちら
 https://note.com/kentoyu/

彼女の新しいnoteが公開になりました。
私もつい先ほど初めて読んで「あぁ彼女、この時はこう思ってたんだ」と気づいたり。
彼女の新しい記事はこちら

両方を読んで頂くと判りやすいと思います。

7年前、仕事中にとんでもない腰の痛みで急に立てなくなりました。
それまでもひどい腰痛はたびたびあり、整形外科で診てもらって「ヘルニア」の診断も受けていました。
「ヘルニア」
ただの腰痛とは違うなんてみなさんご存知でしたか?

ヘルニアは背骨の間にある軟骨が何らかの原因で飛び出して神経を圧迫するものです。
私の場合はほぼ職業病みたいなものでした。
飛び出した軟骨が脊髄の神経を圧迫する事で強烈な痛みとしびれがおこるのです。

私の場合は下から2番目にヘルニアが発症。
結果、神経の大半を圧迫して切断し、立てなくなるほどの痛みと激しいしびれが出ました。
ヘルニアの発生場所によって出る症状や部位が異なります。

発症

発症は金曜のお昼でした。
急に激しい腰の痛みで立てなくなり、タクシーでそのまま会社近くの個人整形外科を受診。
これが間違いでした。
実は会社の向かいに大病院があるのですが、如何せん大病院は初診料がバカ高いので敬遠したのです。

ヘルニアはレントゲンでは判りません。
正確な診断してもらうためにはMRIが必要です。
この時に大病院に行っていれば、もしかすると立てなくなる事態は避けられたかもしれません。

会社を早退して息子に迎えにきてもらって帰宅。
しかし痛みは増すばかり。
その日は横になる事も出来ず、座ったままウトウトして夜を明かしました。

翌日土曜

地元の大病院へ。
「おしっこ出てますか?」
と聞かれる。
ヘルニアがひどくなるとおしっこが出なくなるそうです。
その時はまだ出ていました。
痛み止めをもらって様子見という事で帰宅。
土曜の夜も痛みで座ったまま、ほぼ寝られず。

麻痺

日曜日。
左足の感覚が無い事に気づきました。
立つとか以前に動かないのです。
でも日曜、病院は休み。
ボルタレンで乗り切りましたがさらに麻痺がひどくなり、右足にも麻痺が出てきました。
この時に救急で受診しておけばよかったのかも。
ほぼ寝られない3日目でした。

月曜朝

右足も動かなくなりさすがにこれはダメだと思い119番で救急搬送をお願いする。
私、当時は100kg超えなので救急隊員の方は大変だったと思います。
金曜に行った大病院の整形外科。
「左右とも麻痺してる?このまま入院で明日手術します」

緊急手術と告知

手術でも取り切れないヘルニアもあり、結局左足全廃、右足著しい障害となりました。
1週間ほどした日、主治医に呼ばれ
「これ以上は治りません。一生車椅子です」
と告げられました。
もっとショックかと思ったけど
「ふーん、そうなんだ」
みたいな感じ(笑)

続きます。

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