迷彩は生き物だ!
おはようございます。
今日も早寝早起き、早朝からプラモデルの塗装を行っています。
今朝はF-1のフィルタリング塗装的に、アクリジョン筆塗り専用のアンティークゴールドを水でかなり薄めて塗りました。
先程、表面に塗ったので、裏側も薄く塗ったら、本体は完成予定です。
残るはキャノピーの塗装。最初、細筆で塗ったのですが、爪楊枝綿棒(コットンウッドスティック)で塗った方がキレイ&楽に塗れそうなので、筆を使わず爪楊枝綿棒で塗って完成させようと思います。
昨日は1日中、F-1の迷彩塗装を行いながら、これはフィギュア塗装と同じなのではないか、生き物の毛や肌を描いているのと一緒なのではないか、と気付きました。
当初は黒地に緑のシンプルな迷彩にしようと考えていました。しかし、これでは濃淡(ボカシ)を上手く付けられないな、と思ったので、色数を増やして、混ぜて薄目で重ね塗りを繰り返しました。
とにかく直感で塗り重ねて行く内に、生き物めいてきたというか、キツツキのプラモデルキットの塗装を思い出しました。あれと一緒なのではないか、と。
キツツキの筆塗り、毛の質感を出す為に、微妙に色合いを変えながら、薄く何度も塗り重ねました。
私の中で飛行機は生き物として捉えて筆塗をすれば、自由に塗れることが分かりました。
そもそも、迷彩模様には機体差があり、要は擬態出来れば良いわけで、これは動物でも変わらないのではないか、と思いました。
私はミリタリーオタクではないし、実機を再現することを目指している訳でもないので、動物の様に有機的に塗っても良いのです。
飛行機の表面をキャンバスだと思って、生き物のように有機的な感じで塗装をすれば、メタリックな飛行機ではなく、ジブリ映画「風立ちぬ」で、二郎の夢の中に出て来た生き物めいた飛行機に近付く感じがします。
私の使っている塗料はつや消しで、トップコートもつや消し。そして私の感性も合わせて、ツヤツヤのメタリック塗装には向いていません。
侘び寂びというか、濃淡の塩梅、自然に溶け込む感じ、パステル調。どこかメルヘンやドリーミーな感じが向いているし、模型制作において私の一環したテーマになるのではないか、と感じています。