彼女持ちの先輩と未遂で終わった話し
わたしはゆうくんと別れる直前から別れたあとにかけて、とある彼女持ちの先輩に恋をしていた。
その先輩にも仮に名前をつけておこう。そうだな、こうすけさんとでもしておくか。
そのこうすけさんは大学の先輩であったが、学校で会うと毎日隣にいたりしていたのだ。
研究室が違うから隣の席に座るとかそういうことがないはずなのに毎日隣にいた。
今考えると冷静に先輩やばすぎだろという気持ちになる
こうすけさんは学内で優秀な先輩で誰からも尊敬される先輩だった。
そんな先輩と仲良くなれて私はとてもうれしかったしもっと近づきたいと思っていた。
しかしこうすけさんには彼女がいたから、私は一線を超えないように平然と友だちでいるように心がけていた。
でも、こうすけさんと話していると、彼女とうまくいってないみたいな話をちょっと話して、自分との未来を期待した。
そしてとある日二人で飲みにいくことになった。
あまりにも緊張したしドキドキして、もしかしたら私と何かあるのかなとか期待して飲みにいった。
しかしそれは覆されてしまったのだ。
先輩が終電をのがしたからわたしの家に泊まるとなり家に来た。
やばいなと思っていたが、先輩のことが好きな私は、まんざらでもないくらいに嬉しかった。
そして、寝るとなって2人で一緒の部屋で寝た。
わたしは床に寝るから先輩はベッドで寝ていいよっていった。
そうやって寝ていた時、上のベッドから手が伸びてきて、ベッドまで引き寄せられた。
そしてたくさんキスをして、なんなら下着まで脱がされてしまった。
あいにく家にはコンドームが無かったから、セックスすることは無かったが、もしもあったらそうなっていたかもしれない。
そうやってイチャイチャしながら迎えた朝は今でも忘れられないし、上手なキスも本当に気持ちよかった。
こんな日々がもしかしたら今後続くのかもとか、彼女と別れたらこうなれるんだなとかたくさんの期待をした。
しかしこの幸せは今日で終わってしまう。
その後先輩からはラインをブロックされるし、距離を置かれるしで全然前のような関係に戻ることはできなかった。
期待していた自分も馬鹿だしほんとにその時期はメンタルが死にまくってかなり病んでいた。
今思い返してもキツかったなとしか思えない。
きっと先輩は今も彼女と順調に恋愛をしているのだろうなと思うと胸が痛い。
あぁ、いつか幸せになりたいな。
自分が幸せだなあって思える人に巡り合うことができますように。
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