子どもが学校に行かなくなったきっかけと気付き
こんにちは。はる@発達不登校です。
今日は、今小学校2年生の長男がご学校に行けなくなったきっかけについて書こうと思います。
このことについては、私の中で大きな反省があって、私の行動も学校に行けなくなったきっかけの一部になったと反省してます。
子育てに正解はない!
だから、こんな考え方もあるんだと最後まで読んでもらえると良いかと思います。
息子のこと
何度も記事にしていますが、私の長男はADHDです。ADHDといっても特性はさまざまですが、中でも特に衝動性の高いタイプです。
なので、大きな集団の中にいるとどうしても落ち着かなくなって、友達関係において言葉より先に手が出てしまってトラブルになることがよくあります。
ちなみに、知的には何もないので、本当はやってはいけないことは分かっているようです。…だけど、手が出てしまう😫これが彼の特性です。
息子が学校に行けなくなった日
上記のように、友達とのトラブルはまぁまぁ頻繁にあるので、よく小学校の担任から私に電話がきていました。
ただ、その週は相手の子に傷を負わせてしまったので、直接親御さんに謝罪することになりました。
担任からは
『お母さんが謝っているところは、必ず息子さんにも見せてください。大好きなお母さんにこんなことをさせてしまっているっていうのも、彼には良い教育になるので』と言われました。
ちなみにその週はいつもより学校でトラブルが多く、よく担任と私が電話していて、彼は家でも気まずそうに過ごしていました。彼にとって、怒られることが多い一週間になってました。
私としては、相手の親御さんに直接謝罪をするということでいっぱいいっぱいになっていたので、担任から言われたことについて深くは考えずに従いました。
(彼は自分がやってしまったことについては分かってると思うけどな…そこまでやる必要あるのかな。でもまた問題行動起こしても困るし、言われた通りやるか。)
その数日後から、彼は学校に行けなくなりました。そのとき彼が言ったことが衝撃でした。
息子の気持ち
『自分がクラスに行くと、お友達に手を出しちゃうから迷惑になるから行けない』
息子はそう言って、朝も起きてこず学校に行かなくなりました。明らかに元気がない様子で、本当に彼の心が傷ついてしまったのだと気付きました。
自分がやってしまったことは分かってるけど、止められない衝動性のために自分でも苦しんでいたようです。
私の考察
彼は担任からの電話対応をする私、その後ずっと怒っている私、、それらを見て自分がしたことの反省以上に、とても自己肯定感を下げていたと思います。
そこに、クラスメイトの親御さんに謝罪して感情ボロボロの私を見て、更に『自分はダメだ』と深く傷ついてしまったのだと思います。
真面目で元々自分に厳しい息子には、もっと心が軽くなるように接してあげれば良かった。
なんで学校で怒られて、家でも更に怒られる負のループを作ってしまったんだろう。
人に迷惑を掛けてほしくない気持ちが強くなってしまい、いつから『彼が困ってないか』彼の目線で考えなくなったんだろう。
当時は自分の接し方をとても反省しました。
自分の軸をもって子どもに接する
私はこの経験から、一般的に良いと言われていることであったり、先生や専門家などがアドバイスをくれたときに、本当にそれが自分の子に合っている方法なのか一度自分の中で考えてから、実践するかしないか、自分で決めるように心がけています。
育児に正解がないから。
悩んだら色んな所から情報が入る時代だから。
子どもに良いと思われる情報は沢山でてきます。良いと聞いたら、自分の『こうあってほしい』という願いを叶えるために色々やりたくなりますよね。
だけど、1番大事にしたいのは本人の気持ちです。本人の目線に立って、一緒に考えて行くことが大切だと気付きました。
周りに迷惑をかけるような行動をする=ダメな子
じゃなくて。
周りに迷惑をかけるような行動をする=その子がどうして良いのか分からず助けを求めている。
そのことに気付きました。まずは、なんでトラブルになるのか、子どもがなにに困っているのか、そういう視点で子どもの話をちゃんと聞いて、受け止めてあげたいですね。
…と言っている私も、まだまだ感情的に怒ってしまうのですが😭
彼の不登校がきっかけで、私の考え方も変わり、
彼の困り感に目を向けたことで、
『本当は友達と仲良くしたい。でも怒るとそれが止められなくて困ってる』
という彼の気持ちを知ることができ、まさに今適切な治療につなげられるよう行動しています。
彼が学校に行けないというSOSのサインを出してくれたから、今の親子の在り方があると思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございます😊スキやコメントしてくれると励みになります💪
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