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なんなる10🇮🇹伊・ボローニャ滞在記第❸回の所感🇮🇹社会の映し鏡

第2回の所感はこちら。

学校は社会を映しだす鏡

私はイタリア語はわからない。
しかし、大内先生のレポートによって、世界最古の大学でもあるボローニャ大学に集う学生さんたちの生き生きとした日常に私も混じり、一緒に「支援教師」養成の集中講座(計2日)を受けているような気分にだんだんなってゆく。

担当教授のアリーチェ・イモラ先生の経歴を調べてみたら、とてもお綺麗な方で、思わずうっとりと写真に見入ってしまった。
1日目はイタリアの学校教育制度を支える理念について講義で、3カ条のインクルーシブ教育の理念が説明されたそうである。
ひとつ目が
「学校は社会を映しだす鏡であり、学校は人生設計の方向性を決める助けになるものである」

ここから、大内先生は日本の現状と照らしあわせて思考を重ねられていらっしゃる。
私はというと、先日「日本におけるインクルーシブ教育」をテーマにした講座を受けた。とある調査によると、障がいのある方と接したことがない人は51%という結果であった、という報告を耳にしたので、イラストで表現してみた。

学校は社会を映しだす鏡

ちょうど今、NHK朝ドラ「らんまん」で、明治維新直後の東京大学植物学教室草創期の様子が描かれている。当時の海外の植物学の最先端に比べると、日本の植物学はまだまだ生まれたてであった。が、「らんまん」の主人公は天真らんまんに駆け抜けてゆく。

令和の今、インクルーシブ教育においては、日本はまだまだ、まだまだ道半ばであり、海外の取り組みから学ぶことはたくさんある。

今回、このイタリア語を覚えようと思う。

Mi chiamo Yuo. Piacere.
「私の名前はゆお。会えて嬉しい」

Piacere(嬉しい!楽しみ!)な発見はまだまだ続きそうである。👇👇👇