クレカを暗記している
クレカ2枚の番号と有効期限、セキュリティナンバーを語呂合わせで記憶している。
これがけっこう便利で、必要なときにわざわざ「カード、カード」と取りにいかなくて済む。
意外と不思議な光景らしい。
そらでスラスラ情報を入力してると、目にした弟や友人から「覚えてんの?!」とけっこう驚かれる。
始めたきっかけはあいまいだったけれど、今思うと3年前に知った『記憶の宮殿』の影響が大きいなぁと感じる。
記憶法のひとつで、「頭の中に部屋なり建物なり宮殿を思い浮かべて、各場所に覚えたいものを置いていき、イメージや語呂合わせで覚える」というもの。
すごい人だと、頭の中にひとつの街を作って、思い出したいときは「あの情報のキーはあの地区にあるな」と訪ねに行くイメージらしい。すごい。
自分でもわからないけど、この「頭の中にある自分だけのライブラリ」というものに、ものすごく惹かれた。
この発想に憧れて、自分もイメージと語呂合わせでいろいろ覚えてみようとした。
アロマテラピー協会のインストラクター資格試験のプレゼン問題で、8つのトピックを説明できるようにならないといけないんだけど、それもこの考え方を応用した。
専用の2階建てアパートを頭の中に作り、101号室を開けると蒸留器があり、202号室を開けると、婦人科系疾患を治療中の友人が出迎えてくれる…みたいなイメージ。
結果、すんなり全体像が見えて、余裕を持って勉強&合格できた。
覚えてたら便利な情報を、変なイメージや語呂合わせにして、脳内マップに置いていくのが楽しくて、クレカの情報も置き始めた。
そのうち脳内マップは滞っちゃったけど、クレカの語呂合わせは残って、活用してるんだよね。
前は電話番号とかも語呂合わせで覚えてたよね〜。親戚や友だちのとか。今はスマホにアドレス帳が入ってるからなくなったけど。
個人的に、『脳に入ってる』って好ましさがある。脳を使ってる〜って感じがするから! というわけじゃなくて。
今やスマホに一元化されたり、翻訳もなんでもしてくれるけど、逆に言うとバッテリー切れたら何もできなくなってしまうよね。
常にバッテリー残量や、モバイルバッテリー管理に気を回さなきゃいけないのが、変なストレスになってるな〜と思う。
バッテリーに支配されてる感じ。
だからか、自分の頭一つで完結するのがシンプルで心地良い。