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結果のために自分を曲げれるか
「あなたには、自分を曲げてまで結果を追った経験がありますか?」
必死に働いているからこそ「それは、綺麗事だ。」と叫びたくなる瞬間が、きっとこれまであなたにも沢山あったのではないでしょうか。
・こんな文章ほんとは書きたくないけれど、
需要に応えなければ売れやしない。
・ほんとは作りたい音楽じゃないけれど、
売るためには自分を殺さないといけない。
・こんな営業は、ほんとはやりたくないけれど
数字のためにやらなきゃならない。
結果を求められる極限の状況下で、自身のエゴを取るのかそれとも結果を取るのか。自分らしさを貫きたい気持ちと葛藤し悩み明け暮れた日があなたにも沢山訪れたことでしょう。
今日は、そんなあなたに捧げる文章です。葛藤し悩み明け暮れたあなたが、今日から少しでも楽に生きられるように私から精一杯の運を届けます。
あなたは「自分らしい点」をどのような部分だと捉えていますか?私が考えるに「らしさ」とは、自分自身が絶対に曲げたくないものに宿るのかなと思っています。
・人のためにならない仕事はやりたくない
・自分に嘘はつきたくない
・他人のペースで意思決定したくない
では、あなたがそれを曲げてしまった時のことを振り返ってみてください。もしかしたら一度も曲げたことが無いという侍のような人もいるかもしれませんが、胸に手を当てれば大半の人が一度くらい原体験を持っているはずです。
・上司の命令でどうしても逆らえなかった時
・結果が求められ自分の意志を貫けなかった時
・家族ができて自分のペースを優先してる場合じゃなくなった時
この文章で伝えたいことは、例えどんな原体験であったとしても自分らしさを曲げる時、誰にでも等しく共通していることがあるということです。
「あなたは、人生を振り返った時、逃げ場をなくして突き進んだ経験がありますか?」
・普通の青春を捨てて部活動に振り切った時
・親元を離れて上京しようと決心した時
・会社を辞めて夢を追うと決めた時
他にも人の数だけ無数にシチュエーションは存在しているでしょう。
ではなぜ、逃げ場を無くした経験を確認するのか。
「結果を求める」という言葉の意味が
全く違ってくるからです。
逃げ場を無くして臨む人と、
そうでない人の間には、
明確で決定的な価値観の差が生まれます。
「逃げ場を無くす。」ということは、
言い換えればギャンブルです。
当たり前ですがギャンブルには、勝つ確率以上に、負ける確率も存在しています。
つまり、何が言いたいのかと言うと、
逃げ場を無くして突き進むことで
「貧乏になる可能性がある。」
ということです。
ちなみにあなたは、
普段どれだけ支出に気を遣っていますか?
・当たり前のように、昼休みになればコンビニにご飯を買いに行くサラリーマン。
・数少ない給料を、自分の機嫌のためにと洋服や趣味に費やすサラリーマン。
・忙しいからと体もろくに動かさず休みの日は大半をベットで過ごすサラリーマン。
・当たり前のように呑み代を経費で支払っているサラリーマン
きっとこれらが多数派として挙げられる一般的な方々なのかなと思います。でも、今挙げた方々は、本当の意味で貧乏の危機にさらされていない。
改めて見比べてみてください。
(逃げ場を無くした人=貧乏の危機感を持つ人)
・普通の青春を捨てて部活動に振り切った時
・親元を離れて上京しようと決心した時
・会社を辞めて夢を追うと決めた時
(一般的な人=貧乏の危機感を持たない人)
・当たり前のように、昼休みになればコンビニにご飯を買いに行くサラリーマン。
・数少ない給料を、自分の機嫌のためにと洋服や趣味に費やすサラリーマン。
・忙しいからと体もろくに動かさず休みの日は大半をベットで過ごすサラリーマン。
・当たり前のように呑み代を経費で支払っているサラリーマン
果たしてこの両者は、どちらの方が結果にコミットしているでしょうか。
ここで話を戻しますが、私は冒頭で「自分らしさを曲げる時、誰にでも等しく共通していることがある」と言いました。
その共通点とは、
「結果を貪欲に追い求める時。」です。
つまり、結果を追い求める状況下では「自分らしさよりも優先するべき結果」によって動機が上書きされる。ということです。
きっとこれを読んでくれているあなたも、どこかで何かしらのお仕事をされているんだと思います。仕事をする上では、例えどんなに小さな仕事であっても報酬を貰う以上誰もが等しくプロです。プロ野球選手、プロサッカー選手など、アマチュアとプロの違いが報酬にあるのと同じ。
私は、結果にコミットするために
自分らしさを曲げれる人間が
プロフェッショナルだと思っています。
結果に貪欲である人ほど、自分らしく仕事しろなんてきっと言わないでしょう。反対に例え自分らしさを捨ててでも「プロとして結果にコミットしろ。」とそう言うはずです。
ただ、ここまできてひっくり返すようですが、自分らしさは必ず必要です。自分のアイデンティティをどこでどう活かすかを考え抜いてください。プロとしてどの戦場を選ぶかは自分の自由です。
そして自分らしく選択した場所で、
プロとして結果を追ってください。
大丈夫、必死に考えて出した結果なら、
全部上手くいくようになっているから。
あなたが自分らしくあれる場所で、結果を貪欲に追ってきた時、いつの日かそんな話しを聞かせてください。
今日も、最後までありがとうございました。