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運が悪いからと神頼みに行く君へ
「私(俺)って運悪いな。」
そう思ったことはありますか?
思ったことがある人は、
こうも思っていたのではないでしょうか。
運が良い人を見て、
「なんで私(俺)ばっかり」と。
不運の理由を明確に考えようとすればするほど、答えが見つからない怒りと悔しさと悲劇感に見舞われたことでしょう。
今日は、そんな不運な君が世界一幸運になれる物語を綴ります。紛れもなく自分は幸運だと思えている人は、今日そのマインドを100%言語化していって次の幸運を呼んできてください。
普段から、運が悪くツイてないなと感じている君に、運は自らの手で手繰り寄せることができると私が証明します。
とは言ったものの私は、社会人になってから約2年間、「運」という言葉が大嫌いでした。当時の私は、同期の中でも成績は下から数えて何番目かでなかなか成果が上がらず、上司には赤字社員とまで言われていました。真剣に悩んでいた状況だったので、成果の理由を「運」とかいうそんな不確定な要素で片付けようとしてくる周りの大人達に心からムカついていました。
営業は、ほとんど「運」で決まるよ。
当時、ガムチャラにロープレをしている時に先輩に言われました。
・アポイントをとった先の会社の状況
・どんなキャラクターの社長と出会うか
・どんなタイミングで商談が組まれたか
つまり、「変数(=コントロールできないもの)」の要素が大きいという話しです。当時の私は、その意見に対して確かに言っていることは正しいかもしれないと思っていました。運よく行った先の会社が検討していて契約になった経験が私にも何度もあったからです。でも、本当に運が成果の良し悪しを決める理由なら、なんで毎月必死にKPIを追うのか意味が分かりませんでした。
実際問題、私の目から見てKPIの進捗率は、成果とイコールにはなっていませんでした。
がむしゃらに行動してKPIを達成しても自分の半分も汗をかいていない同期に成果で追い抜かれる。その度に私は「なんなんだこのクソみたいな世界は、なんのためにKPIに向き合い行動してきた、こんな汚い世界なら汗をかく意味なんてない、真面目に仕事するだけ無駄だ」と、世の中の不条理さに絶望しました。
でも、そんな私の気持ちなど意に介さず、同期はどんどん出世していきます。本当にしんどかったのはここからでした。
当たり前ですが、出世すれば年収や仕事のやり易さなど色んな面で待遇が変わります。これまでは対等の立場だったのが、昇格を境に金銭感覚も付き合う人も、何もかもがポジティブに変化します。身近で仕事をしていると自分の方が下だと感じさせられるシーンは、腐るほどありました。
それでも、怒りが込み上げてきている内は、まだ良かった。
一番最悪なのは、次第に気力がなくなり怒りが自己嫌悪に変わっていったことです。
ここで思うんです「なんで俺ばっかり」と。
もっと言えば、人間というのは都合のいい生き物なので、自分の身に不運が訪れた時は、みんな共通してこう考えます。
「自分が世界で一番不幸だ」と。
あたかも悲劇のヒロインであるかのように。
気持ちは、痛いほどよく分かります。かつて自分も君と同じように悲劇のヒロインを演じ、まるで不幸であることが自慢であるかのように錯覚して自分を正当化していたから。
でも、そろそろ君は、そのヒロインの役から降りて物語を先に進めなければならない。
その役を演じているうちは、本当の幸せなど絶対に訪れないから。
ここからがエンディングです。一番大切なことなのでよく読んで帰ってください。この先を理解するかどうかできっと君の生涯年収は大きく変わるはずです。
悲劇のヒロインである君が最も理解しなければならないことは、
「不運は、誰にでも訪れる。」
ということ。
君が、例えスポーツの世界のスーパースターであっても、アメリカの大統領であっても、大企業を創った大社長であっても、不運というのは誰にでも等しく訪れる。君だけが特別なわけじゃない、君だけが世界から嫌われているわけじゃない、君だけに不幸が訪れているわけじゃない。
・大谷翔平は、最も信頼していたパートナーに裏切られた。
・トランプ大統領は、演説の最中弾丸で命を狙われた。
・前澤社長は、日本を変えようと立ち上げたサービスがSNSで非難にさらされている。
どんなに実績を上げたスーパースターでも、国のリーダーでも、億万長者であっても同様に不運だ不幸だなと感じさせられる瞬間は、必ず存在する。もっと詳しく確認したければ、私が前回「思いっきり泣いてごらんよ」で掲載したディスカバリーチャンネルを見てごらん。何百億とお金を稼いでアメリカンドリームを掴んだ英雄であっても、平等に災難や不運は訪れていることがリアルで確認できるはずです。
何度も言いますが、君だけが不幸なのではなく、世界中の全ての人に不運は訪れているのです。
これを本当に理解できた君にだけ、その不運から幸運を掴む方法を教えます。
「その不運を正解にする」ことです。
不幸だと感じ何も行動しない奴は、一生不幸自慢し続けることでしょう。そんな奴は死んでも三流です。でも、本当に成功する人間とは、身に起こった不運を乗り越え、最後までやり切り、その不運を美談に変えることができる人間です。
あの頃は、大変だった。でも、あれがあったから僕はここまで来れたんだ。と過去をポジティブなものに変えていける人間です。
それが、成功を収めていく一流の考え方です。
大谷翔平は、パートナーの裏切りがあった後、ワールドシリーズで優勝して世界一の野球選手に輝いた。
トランプ大統領は、銃撃された直後、怯えることなくガッツポーズし民衆の不安を勇気に変えて世界のリーダーになった。
前澤社長は、SNSの非難に真っ向から立ち向かうことでPayPayを超える最多申込数を叩き出した。
不運に浸り架空の世界のヒロインとして生きるか、不運を美談に変える現実世界のヒーローとして生きるか、間違いなく後者の方が難しいでしょう。
これを読む君は、後者を選択してくれることを願っています。
2025年が、君にとって最高に素敵な一年になりますように、私からエールを込めて書きました。今年も佑樹をよろしくお願い致します。