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購買行動は「〇〇」で決まる
今日は続編です!
前回に続き、マーケティングの歴史を紐解いていきたいと思います。
1900年:量至上主義時代
1970年:技術・思考発展時代
2000年:モノからイメージの世界へ
2010年:顧客が広告塔になる時代
2020年:ファン時間争奪戦時代
少しだけそれぞれの時代をおさらいをします。
変化に注目しながら時代を進んでいきたいと思います。
1900年:量至上主義時代
└とにかくあるモノを多く売るという時代
1970年:技術・思考発展時代
└高度経済期で技術発展が目まぐるしく怒っていた時代。
2000年:モノからイメージの世界へ
└「物」の差別化から「印象」の差別化をする時代。
この2000年から、「ブランディング」と呼ばれる概念が出来上がってきました。
それは、印象に価値が付く時代。
今考えれば、物体自体を売っていた時代から「印象」を売る時代に変わったのは個人的には文字で言うほど大きな変化だと思っています。
では、「印象」をどう売るか。
ここが今回の授業のスタートです。
2010年:顧客が広告等になる時代
└購入後のプロセス考慮する時代へ。
これまでは、「モノを売る」までが勝負だった。
つまり、購買行動を紐解くと下記の通りになる。
①認知(知った)→②訴求(好きだ)→③調査(確信した)→④行動(購入した)
だけど、時代は移り変わり欲深くなったことで「顧客であり続けてもらいたい」という戦略になってきた。
そうすると、購買行動を紐解くと下記の通りになる。
①認知(知った)→②訴求(好きだ)→③調査(確信した)→④行動(購入した)→⑤推奨(おすすめしたい)
つまり、インスタでのタグ付けや口コミ対策など、アフターフォローに力を入れることによって「顧客に拡散してもらう」というマーケティングが出来上がった。
2020年:ファン時間争奪戦時代
└お客様からサポーターを作る時代に。
これまでは「お金をどれだけ使ってくれたか」が重要だった。
でも今後は「どれだけ時間を使ってくれたか」に変わってきた。
それはつまり、『顧客の「思い入れ」をどれだけ作ることができるか』がマーケティングにおいて最も重要な時代になってきたと言うことです。
2020年まで行くと最初の1900年に比べて、技術発展とともに生活の不自由さはほとんどないほどに解消されてしまった。つまり、満たされている状態が簡単に作れてしまう。そんな満ち足りた日常をさらに特別にするために贅沢品としてお金を使うかとなれば、答えはNOです。
では、特別をどう作のか。
それが「共感=思い入れ」です。
好きな店を見つけるのではなく、創る時代に変わってくる。
つまり、営業力は今の時代こそ必要だと私は確信しています。
営業は、マーケティングとは別で唯一思い入れる自分達で作ることができる仕事だから。
人は誰しもオリジナルでありたいのです。
モノが溢れすぎている今、どこのサービスを使おうがそんなに大差ない。
でも、君にだけ。
あなただから話している。
あなただから、一緒に仕事がしたい。
そう思わせることで購買行動に繋げることができる。
そして、そう思わせられる営業マンは、きっとこれからの時代に間違いなく必要とされていくだろうから。