『地球を掘る』読み聞かせ記録📝
📖 あらすじ
絵本『地球を掘る』は、日本の小学生たちが、地球の反対側にいるアメリカのペンフレンドに会いに行こうと、地面をどんどん掘り進む冒険物語です。
地中に潜り、まるで探検するかのように掘り進むと、途中で謎の生き物や化石が登場するなど、発見の連続!
そしていよいよアメリカに到着すると、英語で話しかけられる場面もあり、異文化に触れるドキドキの展開も楽しめます。
🌍 読み聞かせの工夫ポイント
この絵本の楽しいところは、ページの絵や文章が少しずつ斜めに傾いている点です。
読み聞かせの際にページをめくるたびに本を少しずつ傾けて読むと、まるで地中に潜っていくような感覚が味わえます。
子どもたちは
「次はどうなるの?」
と興味津々で、瞬時に物語に引き込まれます。
また、地球を掘る過程のシーンでは、
「真ん中は通れない。」
「マントルがあるから…。マグマが…。」
などと、高学年の生徒たちが地球の構造についての知識をつぶやきたくなってしまうところも、この絵本の魅力の一つです。
年齢や学年によって異なる反応があり、知っていることを披露する楽しさや、自分なりの発見を共有してくれる姿が微笑ましいです。
💬 英語のセリフに挑戦
物語が進み、アメリカに到着するシーンでは、ご近所さんが英語で話しかけてくるのもこの絵本の特徴です。
読み聞かせをする際には、学年ごとに工夫ができ、高学年には英語のセリフをそのまま読んでみたり、低学年には英語と日本語を交ぜて紹介することで、自然に異文化への興味を引き出せます。
「外国に行くとこんなふうに話すんだ!」
と新しい発見ができ、英語に親しむきっかけとしても最適なシーンです。
🌞 夏休み前の読み聞かせにおすすめ
『地球を掘る』は、夏休み前にぴったりの一冊です。
子どもたちにとって未知の世界への冒険や、外国の友だちとの交流は、ワクワクする夏休みのテーマにもつながります。
🌟 読み聞かせの感想
この絵本は、学年を問わず楽しめる冒険心あふれる物語で、子どもたちの興味を引きつけて離しません。
ページを傾けながら進む臨場感のある読み聞かせや、途中で科学的な知識を活かして考える高学年の子どもたちの反応も印象的でした。
「次はどんな発見が待っているの?」と期待でいっぱいの表情が、読み聞かせる側にもワクワクを届けてくれます。