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絶妙なバランスの色使いでオープンエクステリアを華やかに
施工前の状態。
道路からの高低差が大きく、玄関ステップが8段もあることに圧迫感を感じていたとおっしゃる川上様。
圧迫感を軽減し、安全に出入りできるエクステリアをご提案させていただきました。
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そして、こちらが完成したエクステリア。
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家庭菜園を存分に楽しむガーデンスペース
日当たりの良いガーデンスペースには、ウッドデッキが設置されていました。
ウッドデッキの周りは人工芝を敷き、土の面をなくします。
花壇と家庭菜園のためのスペースを区切り、植物を管理しやすくしました。花壇は隣地側につくり、既存のウッドデッキからもお部屋からも眺められる位置に配置。
菜園スペースはあえてウッドデッキに隣接させました。
家庭菜園をする上で、日当たりが良いという条件は外せません。
家庭菜園のスペースをつくるとき、敷地の隅に設けることが多いかもしれませんが、そうするとお隣の家の影になってしまったり、野菜たちにとって適した環境ではないことがあります。
今回、川上様邸ではガーデンスペースの中心に菜園スペースを設け、太陽の光をいっぱい浴びることができるようにしました。
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ウッドデッキの高さに合わせて、菜園スペースをつくることで、ウッドデッキからの転落を防止する役割も担います。
また、ウッドデッキはリビングやダイニングから、そのまま出ることができるので、菜園スペースから必要な時に必要な分を収穫してお料理に使えます。
お庭に出て作業する時は高さがあるので、しゃがまずに草むしりなどができます。
高さがあることで、長さのある野菜も栽培可能です。
作物を育てて、収穫する楽しみを味わえるのが家庭菜園の醍醐味ですね。
手をかけて育てたオーガニックな野菜は安心ですし、わざわざお店で買う必要もありません。
買ってきた食材より、手間ひまかけて、大事に育てた野菜は美味しさも倍増すること間違いなしです。
さらに家庭菜園が、ご家族の共通の趣味になれば、会話も自然と弾みます。最初は思うように育たないこともあるかもしれませんが、手をかけた分だけ植物は応えてくれます。
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収穫を待って色付いた野菜たちを眺める時、心は喜びで満たされた気持ちになることでしょう。
安全を確保したメリハリのあるアプローチ
ベージュ系の柔らかな色合いが素敵な川上様邸に合わせたのは、メリハリを利かせながらも統一感のあるエクステリアです。
玄関ポーチは、お住まいのカラーと近い、淡いベージュ系のタイルを使って造作しました。
道路とお住まいに高低差がありますので、階段を設けることは必須ですが、手すりを取り付け、安全に上り下りできるようにしています。
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玄関の前には自転車置き場を設け、サイクルポートを設置。
自転車置き場を玄関から遠い位置につくると不便ですが、玄関の目の前なら日々の出し入りもスムーズになります。
しかし、このままでは自転車置き場も敷地の奥も丸見えの状態。
プライバシーを保護する上でも防犯面を強化するためにも空間を仕切るものが必要です。
そこで配置したのが2枚のデザインウォール。
道路境界側にはガラスブロックをはめ込んだデザインウォールをつくり、通りから自転車置き場を見えにくくします。
玄関側には白い縁に内側をオレンジ系の明るいブラウンで仕上げたデザインウォールを造作しました。
全体の優しいカラーに対し、パキッとしたカラーを使用しています。
また、床面には、デザインウォールと同系色の乱形石をアール状に貼り、アプローチのフォーカルポイントにしました。
くっきりとした色を使い、空間にメリハリをつけ、華やかな印象に仕上げます。
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デザインウォールは一枚の壁ではなく、ずらして配置することで、奥行き感のあるアプローチに。
また、デザインウォールで空間を仕切り、オープンエクステリアでありながらも、適度な遮蔽感を与え、容易に人が立ち入らないようなデザインにしました。
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夜はお住まいの照明に加えて、ポールライトによって、安全な歩行を確保。ガラスブロックから漏れる柔らかな光が幻想的で、夜のアプローチを印象的にします。
その他の写真は、こちらからご覧いただけます。
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