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最近考えたこと

最近というか、言ってしまえば前からも考えてはいたことだけれど、、
本当の意味で最近気付いたことがあります。
それは、「ひとを意識する」ということです。

人を意識するってどうしても悪い意味で使われることの方が多いと思います。
他人は関係ない、人と比べたらいけない、というように
ダンスをしていてももちろんそういう言葉はよく聞くわけで、むしろ、自分はいつも人と比べてしまうんだと悩む人は周りにたくさんいます。
私はそこがなくて、悪い意味で自分しか見えていないと言われてきました。
もちろん他人を認めない、他人に興味がない、ということではありません。
ただ単に、自分の踊りと他人の踊りとを比べないし、どう見られるかを気にしないんです。
そう聞くと、それって別にいいことじゃんって思いませんか?
正直、私もそれの何が悪いんだ?って思っていました。
もちろん、ダンスをしている以上、自信を持っているに越したことはないし、そういう人が舞台上で輝くしやっぱり目がいくということは分かっています。
でも、私の目的はそこじゃない、レッスンを受けたり作品に参加したりするのは先生や他の生徒さんに見てもらったり認めてもらったりしたいからじゃない、と思っていたんです。自分がもっと上手くなりたいという目的だけで踊っているんだから、自信がなさそうに見えても人の目を引き付ける力がなくても別にかまわない、と考えていました。

それが、最近になってようやく、踊り手としてそれじゃだめだと気付いたんです。
そんなことに今更気付くなんて、恥ずかしい限りですが、、
でも、この気付きは私にとってはかなり大きな、価値観がひっくり返るくらいの、一大革変でした。
観てくれるひと、受け取ってくれるひとがいてこそのダンスです。
にも関わらず、観ている人を意識できていないのでは伝わるはずがないと。
人前で踊る時に、その一瞬で自分の世界観に引き込むには自信が必要です。
ちゃんと自信を持ってその一瞬で、これが私の表現ですって魅せられるようにならないと、ひとには届かないし引き込めないんですよね、きっと。

初めて人前で一人で踊って、自分自身を見てもらうという状況を経験して感じたことでした。
スキルや表現力はもちろん必要ですが、気持ちって本当にすごく重要ですよね。人の踊りを見ていても感じますが、その人の集中力とかその人の感情の入り具合って見ている人にものすごく伝わります。
だから、弱気で踊っているんじゃ伝わるものも伝わらないし、相手の心を動かしたいならまず自分が入り込めないといけないなと。そのために、ちゃんと自信を付けなきゃいけないなと。

そういう意味で、目の前の人を意識して自信を持って自分の世界観を表現できるようにならないと、と最近気付いたことでした。気付いてしまうと、またそのほど遠さに落胆してしまいますが、成長の証だと信じて少しずつ前進していけるように頑張り続けたいです。

#大学生日記 #ダンス #踊り #成長日記 #日常 #最近の学び

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