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「病とともに生きる」を書いて実装する 雁屋優のポートフォリオ

私、雁屋優は文筆業のフリーランスとして活動しています。この記事は2024年12月16日現在の主な実績、これからやっていきたいことをまとめたポートフォリオです。


自己紹介

プロフィール

雁屋優 (かりや ゆう)
都内拠点の文筆業。
茨城大学理学部卒業。2023年度北海道大学CoSTEP修了。
アルビノをはじめとした自身のマイノリティ性をきっかけに科学と社会の関係性に興味を持ち、サイエンスコミュニケーションを学び始めました。

興味・関心のある分野

自身のアルビノが遺伝疾患であることや細胞生物学、放射線生物学を大学で専攻していた経験から、科学、特に医学、生物学分野に強い関心があります。自分のことを知りたいので、アルビノについての医学論文を時折読んでいます。

また、障害の生じ方は社会とも関連するため、科学と社会のあり方を考えるようになり、難病・希少疾患の現状を変えるサイエンスコミュニケーションを模索しています。

「病とともに生きる」という新しい常識を根付かせるべく、公衆衛生学の観点から研究したいです。

自身のセクシュアリティや生育環境、その後に学んだことから、「一人で生きて、一人で死ねる」社会を理想としています。

主な実績

科学/医療

  • 医療系大学の大学案内制作のお手伝い

  • 科学/医療記事執筆

社会課題

webあかし連載 明石書店 マイノリティの「つながらない権利」

マイノリティであるからこそ、生きていくのに必要な情報を得るためのコミュニケーションを欠くことが難しくなってしまう現状があります。

コミュニケーションとは何か、マイノリティにどんな情報がどういった形で提供されるべきか、私の考察やインタビューで構成されている連載です。

障害の社会モデル、サイエンスコミュニケーション、マイノリティの生存などを考える上で踏まえていきたい理論を構築しています。

現代書館note 現代書館 マイノリティのハローワーク

世に溢れる情報がマイノリティを想定していない弊害として、マイノリティの中高生の進路選択の課題が挙げられます。

そこで、マイノリティ性を持つ大人にお話を伺い、進路そのものだけではなく、進路選択の戦略や働き方も参考にできないかとの考えのもと、この連載を企画し、執筆開始しました。

現代書館 『季刊 福祉労働 176号』

2024年11月15日発売 論考「家族をつくる選択肢を緩やかに確実に奪う構造の解剖――障害者グループホームの制度設計から見る優生思想」寄稿

旧優生保護法判決が出ても、優生思想は終わっていません。形を変えて残っている優生思想にもとづいた構造について執筆しました。

その他

書評、店舗取材・執筆なども経験しています。
公開可能なすべての実績については、以下をご覧ください。

受注可能な業務

執筆関連

  • 企画

  • インタビュー

  • 書き起こし

  • コラム/エッセイ他、記事執筆(音源をいただいての記事作成も可能)

  • 書籍執筆

  • 他の方のブックライティング

  • 書籍編集のお手伝い

その他

  • 学術研究、調査のための、私へのインタビュー

  • 創作物の制作のための、私へのインタビュー、考証

上記2つについては、学生の方は無償でお受けします。それ以外の方は応相談です。

お引き受けできない業務

私自身の体質、活動方針により、以下の業務はお引き受けしておりません。

  • 写真撮影、画像加工

  • 炎天下での取材

  • 本名、顔の公開を伴う業務

顔を出さずに筆名で活動する理由については、以下の記事をご覧ください。

これからやっていきたいこと

記事執筆

医療、科学、社会課題を軸に新しいことも学びつつ、書いていきます。

AIが発展して産業構造が変化した先で、マイノリティの暮らしをどうよくすることができるのか、また、研究環境を改善し研究者にも多様な働き方を生み出せないか、などと考えています。

他にも、医学の発達と障害の克服、病者にとっての労働について思考を巡らせています。

書籍企画/執筆

現在、やってみたい書籍企画は以下の通りです。

  1. 今ある公的支援を最大限活用して、一人を望む人が一人のまま生きる手段を考える、漫画と文章からなる書籍

  2. マイノリティ、特に障害者の生活保障を制度設計や海外との比較から見ていく書籍

  3. 『創作者のための〇〇』のようなライトな切り口でアルビノを科学し、実際の話をする、創作者向けの書籍

  4. 医療者をメインターゲットにした、科学研究の経験を持つ病者である私のエッセイ

  5. 刊行から11年が経った『アルビノを生きる』の次となるルポルタージュ

サイエンスコミュニケーション

難病・希少疾患を持って生まれた、発症したら終わりではなく、その先の人生を病とともにどう生きるか、難病・希少疾患を社会から遠い存在とするのではなく、解き明かす価値のある謎として探究することを目指して、サイエンスコミュニケーションをしていきます。

難病・希少疾患の当事者であり、研究に携わったバックグラウンドを持つ私が、ライティングを軸として雁屋優のサイエンスコミュニケーションを創造します。

「病とともに生きる」という常識を作り、病そのものを魅力的な謎として探究したいです。

ブックライティング

特に、医学、生物学分野のブックライティングのご依頼をお待ちしております。

お問い合わせにあたって

納期、業務範囲、報酬、ご依頼やご相談の目的などを明記の上、以下のアドレスまでメールをお送りください。

sasameyuki.shimotsuki@gmail.com

2日以上返信がない場合、X(旧Twitter)の@yu_kariya_writeまでリプライかDMをお願いいたします。


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雁屋優
執筆のための資料代にさせていただきます。

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