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TOEICのスコアが上がれば、世界は変わるのだろうか。
療養中で起き上がることも結構大変な時期なので、noteを読み、あっちのnoteに飛び、こっちのnoteに飛び、としていたらTOEIC915点のnoteが目に入ったから読んでみた。
TOEIC915点。
私、その学力、欲しい! と叫びたくなるほどに高い点数である。TOEIC900点なんてものが取れる人こそが"英語が得意"って胸張って言えるんだろう。得たものは点数じゃなかったって書いているのに点数にとても着目するこの何とも言えない感じ。だって羨ましいのだもの……!
どうして羨ましいのか、はっきり書いておこう。私は高校生の頃に英検2級を取ったきり、TOEICは受けたことがあるけど有効期限が切れている、そんな状況だ。一般的に見れば、英検2級だって、"英語が得意"と言って差し支えないのかもしれない。でも私はそうは言えない。
理由はいくつかある。大きなものとしては、大学の卒業研究の時期に論文が読めなくて苦労した経験があること、それから私が実際にネイティブの人とコミュニケーションできないことだ。
高校までは、それなりに英語が得意で通ってきた。まあ最上じゃないけどそれなりにね、みたいな感じだった。実際勉強時間をそうかけずとも点数という結果は返ってきた。だから、それでよかったのだ。それで満足して、向上をやめてしまった。そして大学4年の春、論文を読めない自分に気づかされた時にはもう遅かった。私は完全に"英語のできない子"になってしまっていたのだ。
ネイティブの人とコミュニケーションできないのは多分英語力の問題だけじゃない。だって中学入学前に短期留学して、何とかコミュニケーションして帰ってきているのだから。勿論その時と求められるレベルは違うけれど、言葉に詰まってばかりの今はとても失敗を恐れているのも自覚している。
とまあこんな具合に"英語が得意と言いきれない"私はTOEIC915点がとても羨ましい。TOEIC915点人生バラ色じゃん私みたいに論文を読み間違えて先生に指摘されて恥ずかしくなることもないんだろうな~いいな~って嫉妬と羨望を向けてみる。
嫉妬と羨望を向けてみたところで、私のTOEICのスコアは上がらないし勉強あるのみだ。本当にそれしかない。勉強してスコアを積み上げるしか、自信を得る方法はないのだ。学力って根拠があって初めて持てる自信だからね。
嫉妬と羨望は置いておいて、私が英語を勉強する目的を明らかにしておこう。優先度の高いものから書いていく。
・大学院に入学しやっていけるだけの英語力が欲しい
私の入学したい大学院はゼミも英語だし、勿論英語の論文も読むので、それに対応できる英語力が必要だ。そして入試にも英語がある。
・アルビノに関する医学論文を読みたい
アルビノについての研究はいろんなところでされているが、それにより明らかになった情報はあまり当事者に届いていない。それを届けたいのだ。それには論文の内容を理解する医学の知識と英語力が必要だ。
そして身分証明書の問題をクリアした私はTOEICに申し込み、受験票を受け取った。今日のことである。最近は本当に横になりっぱなしで勉強できていないから巻き返さなきゃなと思う。
目標は高すぎないものを、ということで600点だ。大学院入試までに700, いや800点までにはしたい。
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