【体験談】パパと共有しておきたい、妊娠中期のママの体調
はじめに
前回では、妊娠初期における女性の身体の変化や初期の状態について、パパと共有しておきたい内容をお伝えしました。
今回では次に妊娠中期において、パパと共有しておきたいママの体調や変化についてお伝えしますね。
〈このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です〉
1)妊娠中期とは?
妊娠中期とは、妊娠14週0日~27週6日をさし妊娠4か月半から妊娠7か月までの3カ月半が「安定期」とよばれる妊娠中期になります。
この時期の特徴としてはお腹のなかの赤ちゃんの神経系が発達していきます。
16週頃になると、赤ちゃんはすでに耳が聞こえているといわれており、
産毛や爪が生えてきたりおなかの中で指しゃぶりや手を握ったりの動作が行えるようになります。
赤ちゃんは、ママのお腹のなかで確実に成長をしています。
2)妊娠中期の特徴について
妊娠中期に入ると、赤ちゃんの成長とともにママには様々な症状や身体の変化がおとずれます。
・胎盤が安定し、つわりの症状が改善する
・つわりの症状が改善し食欲が回復してくる
・子宮も徐々に大きくなりマタニティ下着やマタニティウェアが必要になる
・バストも大きくなる
・胎動を感じるようになる
・便秘、痔、めまい、ぼーっとするなどの症状がでてくる
・こむらがえりになる
・皮膚が黒ずみやすくなる
・妊娠線ができる
・出血
などの特徴があります。
これらの症状のなかでもママに知っておいてほしいこと・パパと共有してほしい内容をピックアップしてお伝えしますね。
3)身体の変化
ママは妊娠中期になり、胎盤は落ち着いてきますがそれと同時に赤ちゃんの成長が進んでいくため身体への変化や負担が強くなります。
一番大きい変化は、お腹がでてくることです。
子宮が赤ちゃんの成長とともに大きくなるため、その変化は顕著です。
それにより、ママの身体にはさまざまな影響がでてきます。
お腹がでてくることで、ほかの臓器への圧迫や負担が大きくなるため
・便秘(子宮が腸を圧迫することで便秘になり、いきむことで痔になってしまう)
・痔
・皮膚の妊娠線(お腹が大きくなることで皮膚が表面の伸びについていけず裂けてしまう)
・お腹が張りやすくなる(子宮の収縮やママの身体・体調の影響により)
・夜眠れなくなる(お腹が圧迫されることや夜間頻尿になってしまうため)
これらの影響でママの体調は妊娠していなかったときよりも、はるかに体調の変化がおこりやすい状態にあります。
ママによっては、仕事と家庭の両立をしているため体調を崩しやすくなったりお腹が張りやすくなります。身体的負担が強い場合には、赤ちゃんへの影響もでてくるケースもあるので、身体の体調を大切にしながら仕事や家庭のバランスをとることが大切です。
4)心の変化
ママには身体の変化とともに心の変化も起こります。
・夜眠れないため、ぼーっとなりやすい
・貧血で気分不良やめまいなどが起こりやすい
・周囲のことなど心配しやすい
・眠れていないことや、体調の波などで不安になりやすい
ママは身体の変化とともに、心も変化していきます。
妊娠による身体の影響はママのメンタルにも影響するため
気分不良やめまいをはじめ、ぼーっとなりやすかったり
不安になりやすくなってしまうことも。
妊娠の影響は身体や心に顕著に現れる時期になるため
身体と心の休息を積極的にとる必要があります。
5)パパと共有しておきたいこと
妊娠中期は、身体の変化とともに心にも大きく影響があります。
ホルモンバランス自体も大きく変わるので、ママの身体は赤ちゃんのために変身しているといっても過言ではないでしょう。
そんななか、仕事や家庭も頑張っているママが多いですが
無理はしないように仕事・家庭ともに協力して身体と心への負担を最小限にすることを心がけてください。
お腹が張った場合にはきちんと休み
必要に応じて産婦人科の受診も行ってくださいね。
パパはママの体調の変化を一緒に共有し
ママが無理をしないようにパパがぜひ、サポートをしてもらえると
ママの身体への負荷はだいぶ違います。
休めるときにはしっかり休ませてあげましょう。
ママが弱音を吐ける環境をつくり
パパのとなりが「安らげる場所」であってください。
妊娠期間の出来事はママにとっては
一生の思い出になる出来事のひとつです。
この期間を夫婦で乗り越えることで
さらに今後のパートナーの結束は強まることでしょう。
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