漢方薬って高い?即効性がない!?
おはようございます。毎日投稿している「私の生理手帳」の記事にコメントをいただきました。ありがとうございます。
みなさん、漢方薬にどんなイメージありますか?
・高い
・即効性がない
・ニオイが嫌
・西洋医学の薬があわない、嫌だから興味がある
・〇〇は身体によくない、怖い、だから漢方
・最後の砦(西洋医学で症状が改善しないから)
・最近流行ってる、オーガニックっぽい
・中国三千年の歴史(笑)
などなどいろいろなイメージがあると思います。
私は漢方が大好きです!
ですが、それは漢方薬が好きという意味ではないです。
漢方=養生
漢方は『自分と向き合い、生活習慣や食生活を改善し、自分の身体とうまく付き合っていく生き方そのもの』そんな考えが大好きです。
症状=悪とは私は決して考えていません。
(症状がないほうがいいですが、症状がある私=ダメ!とは思いません)
西洋医学の薬のように、漢方薬は飲めば症状が緩和するというような、劇的なものではない、、、。
それは「養生ありき」だから。
生活や食生活など、日々の習慣を、体質や症状にあわせて改善をしていきます。
その中で、ツライ症状の治癒のサポートとして「漢方薬」を使います。
「漢方薬」は効かないとよく言われますが決してそんなことはありません。
漢方薬の薬効を生かす生活習慣や心の持ち方を意識することで、身体の治癒力が高まり、漢方薬の効果を底上げします。
ちゃんと薬効を吸収できる身体に整えないと、いくらよい薬を飲もうが身体は受け入れてくれないのです。
西洋医学の薬は、即効性があります。
ただ、症状の治癒をサポートするのではありません。
東洋医学は、養生がベース。
養生により、身体を整えることで、漢方薬を飲まなくても改善した状態を維持できます。
どちらが良い悪いではなく、役割が違うだけ。
今辛い、抑えたい、なんとかしたい症状は西洋医学の薬を。
症状が出ないように身体の根本から体質を整えるために、生活習慣や食生活の改善を行い(時には漢方薬を飲み)身体を整える。
せっかくなので、柔軟に使いましょう!
長々と書いてしまいました。
大切なのは
・自分の体調をどうしたいのか
・どの症状を治したいのか
・この症状が治ったらこんなことがしたい!
という気持ち。
そして、一番大切なのは
「自分で治す」
という意思です。
医者が治してくれるわけでも、薬が治してくれるわけでもないです。治療の主体者は自分自身。
あなた自身があなたの身体を治す、大切にするという気持ち、想いが一番大切です。
医学、薬はそういう気持ちをサポートするための学問だと思います。
私の漢方カウンセリングという仕事も専門知識でお客様を全力でサポートしますが、治すのはお客様です。
症状を改善されていくお客様は、自分で治すという意思を明確に持たれている方です。
私の言うことを聞いておけばいいんでしょや、この漢方薬飲めば治るという考えの方は改善のスピードが遅いように感じます。
自分の納得いく対処法、治療や方法を調べ、悩み、試す。時には専門家の知識を借りる。
それが養生だと私は考えます。
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