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[アイルランドの小学校]ケアの必要な子も普通のクラスメートを読んで


haruさんの記事を読んで私の中学時代を思い出したのでぜひここに残しておきたいなと思いました。

私の中学(十数年前の日本の田舎)と現代のアイルランドの小学校では状況が違うと思いますが、何か参考(今後の教育業界)になれば。


私の中学校

私は小中高と地元の公立校に通っていました。
小学校と高校は普通科(健常児)ばかりの学校でした。

あえて言うならば、小学校では各学年に1人くらいはグレーゾーンな子もいたと思います。
あくまで私の記憶上ですが。

そんな私も中学で初めて身近に障害児学級がある学校に進学しました。

その中学校は、1学年4クラス(1〜4組)です。
ですが、各学年に1クラス障害児学級があり(経度から重度の子が数人)、そのクラスはなぜか5組ではなく8組でした。(なぜ?そんなに離す?)。
さらには、我々普通学級とは別の棟に隔離されるように存在していました。

中学生ながらにその扱いにだいぶ疑問はありましたが、触れずにいたんです。
そして、彼らと私たちが関わる機会ってほとんどなく行事の時にちょっと彼らが参加してくるくらいの薄い付き合いです。


夏の数学

そんな中、3年生の時に私の学年の特別支援学級の男子T(1番軽度な子)が私のクラスで夏の間(多分試験的に?)私のクラスで数学の授業を受けにくることになったんです。

なったんですというか、気づいたら補助役の先生と一緒いたと言うのが正しいんですが。
その際も、一切私たちクラスに先生たちからの説明等何もなかったように記憶しています。

まぁ、先生たちとしては『説明したから何だ』って感じだったんでしょうね。

そんな彼は、後ろの出入り口に1番近い所に机と椅子を持ってきて授業を受けていました。

そしたら、案の定というかクラスで比較でき成績上位だけとやんちゃな男子2〜3人が彼をイジるようになってしまいにはエスカレートしてイジメになってしまいました。

やっている本人たち以外は比較的冷静にとめたり傍観していたんですけど、こうなったら後の祭りじゃないですが、誰にもどうにもできなくなり、された側のTは泣き出し来れなくなる始末に。



私から見た見解


1.Tが一緒に授業を受ける上での説明等がなぜなされなかったのか

Tが入学当初や学年の初めから我がクラスで受けることが決まっていたとしてもどちらにしても日頃一緒に過ごさない支援が必要な同級生が来ること(限定的に)。

その際の注意点をきちんと受け入れ学級で議論をしておくべきことではないのだろうか。

慣らし期間を設けるべきだったのではないか。
それとも、そもそもそれ自体が慣らしだから説明する必要もないと解釈だったのかは謎ですが。

私のクラスの担任は若い女性(今の私くらい)でしたが、私が担任であったなら自分のクラスの道徳や学級時間できちんと時間を取って話し合うのではないかと思いました。




2.教師たちがもっときちんと注意しなかったのはなぜか

Tに支援についていた教師と教科担任が一緒に時間を過ごしていながらなぜキツく注意することがなかったのか。

最初のうちは2人とも「ほら、やめなさい」くらいの注意はしていたと思いますが、日によっては支援担当がついていない(状況をわかっていながら)と言うことも一生徒として見ていて思うものがありました。

何だったら生徒指導の鬼教員が入ってきても良いれべるだったのではないか。

現にしばらくしてから、Tがその授業に現れたくなってこの制度自体自然消滅した感じで見ていて腑に落ちなかったです。

Tが来ないと言うことは、我々クラスが拒否した事実は一切ないので彼自身がうちのクラスに行くことを拒んだとしか思えない。
だとしたら、その男子たちや見て見ぬ振りした私たちや教師たちのその態度がTをそこまで追い込んだのは確かなことだと思います。


私も当時漫画の「光とともに」を愛読していたので、どのような経緯いでTが普通クラスで数学の授業を受けることになったのかなど状況を踏まえて考えても本人と親・教師の合意のもとではあったのは事実だと思います。

ただ、その後のフォローが言い方が悪いですがクソだったとしか言いようがないのは否めませんし事実です。

かといって、中学生の私たちにできること(その状況で)当時はあると思えませんでした。

私の思うこと

ここから言い方が悪くなりますが、
いまの私がその場にいたら、そいつらの事も守れない教師のことも全力で(手・足・口)でどつき回します。

それくらい重大なことをしているんだという自覚が関係者全員になかったんだと思います。

その後Tがこの件でどうなったかは分かりませんが、いまTに私が言えることは「(当時の私には力がなくどうにもできなかった)庇えずに本当にごめん。」Tの気持ちが変わるのであれば一傍観者となってしまった私を一度どついてくれていいです。と



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