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キリンの首はなぜ長いのか

キリンの首が長い理由は前足と同じ長さがなければ立ったまま地面の水が飲めないためと聞きます。

前足を折ってしゃがんで飲めばよいではないかということになりますが、それでは敵が近づいた時に素速く逃げることが出来ず外敵の餌食になってしまうため立ったまま飲むことが出来るようにキリンの首は長くなっているとも聞きます。

キリンに限らず四足動物の首の長さは基本的に前足と同じ長さでなければ地面の水を立ったまま飲めず、象などは例外ですが、それでも象の場合はそれを補うために長い鼻があるため問題なく飲むことが出来るようになっているようです。

しかしながら太古の化石からの推測によると大昔には首の短いキリンも存在したようで、もしかしたらそのような種のキリンは弱肉強食の自然の中で生き延びることが出来ずに滅びてしまったのかもしれません。

人間の場合は手を使って飲むことが出来ますし道具を使うという進化した頭脳がありますからこれまで滅びずにきたのかもしれません。

もし人間がその頭脳(知恵)を使わない存在になればどうなるでしょう。

私の目から見ても日頃から物事を考えずに、ボーっと過ごしているかのような人間はかなり多いように思います。

ただなんとなく朝起きて仕事に行き、言われたことだけをして、言われないことはせず、そして食事をして娯楽にふけ、右を見て左を見て他者と同じようなことをし、そして何事も深く考えることなくなんとなく過ごす日々。

そのような現代の多くの人間は自分で考えるということをせず頭脳を使わなくなり退化し、人間としての種が滅びていく未来もあるのかもしれません。

又は二極化して本来の人間としての可能性から進化成長する者たちと、他方では退化し滅びていく者たちの両者に分かれるのかもしれません。

この世は無常であり動物もその自然環境の変化に合わせて適応して進化するものたちだけが生き残ってきています。

「それは教えてもらっていないから出来ません」

「それは言われていないのでしません」

「言われてないことをなぜしなくてはならないのですか」

「皆がそう言うからそうなのだと思います」

手足を使わず、そして頭脳を使って調べ考え自分の頭で判断することを放棄した人間はこの先は退化の道を歩むことになるのかもしれません。

私たちはそのような人間に対しどこまで手を差し伸べるべきなのでしょうか。

手出しせず本人が困るまで放っておくとようやく重い腰を上げて動き出すわけですが。

放置して見守ることも愛のひとつではあると思いますが、いずれにしましても最後は本人次第なのだと思います。


キリンの首はなぜ長いのか

短い首のキリンはなぜ絶滅し太古の化石となってしまったのか


私たち人間も他人事ではないのかもしれません。




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