立場と人の心
人生の終末期を迎え入退院を繰り返しそしてまた入院する親族の姿を見るにあたり周りの人間の心が見えます。
これで介護をしなくて済む、と安堵する者
病状の成り行きを心配する者
家族から離れ一人病床で過ごす日々はどんなに孤独で寂しいだろうと本人の心情を察する者
どのような言葉を表に並べてもそんな心情が様々にこちらに流れてきます。
立場によりその心情は変わることでしょう。ですから誰が良くて誰が悪いというような話ではありません。これも仕方のないことだと思います。私とて立場が変われば自分の心情も変わることでしょう。
しかしながらこのような同じ情景を目の当たりにして人により喜びと悲しみという感情が様々に入れ交じるのもこれまた人間模様の一つであるのだと思わされます。
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end
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