菌検査解説員の口腔ケア
私は小さなころから虫歯には自信がある。
どういう自信かというとすぐに虫歯になってしまうという自信である(笑)
幼少のころ全く同じものを姉と私は食べていたはずなのに
なぜか私だけが虫歯になり姉は歯医者に通ったことがなかった
祖父に至っては夜に歯も磨いていなかったのに虫歯がないのが不思議だった
それから数十年。菌検査解説員の資格を取るため菌の勉強をすることになり虫歯も歯周病も生活習慣病ではなく「菌」が原因の感染症!!ということを知りました。一生のお付き合いになる歯
いい歯のために「菌」コントロールをしていきませんか?
お使いの口腔ケアグッズに「除菌」と書いてありませんか?
腸内細菌というものが腸にたくさんいるのは知っていましたが、お口の菌は少なければ少ない方がいいとそれまで考え、「除菌」と名のつく歯磨きなどを使っていましたが菌視点でいえばお口の中も腸内と同じなんです。
お腹の中も抗生物質ばかり飲んでいるといい菌までいなくなって、薬剤に強いややこしい菌がどんどん増えていくことになります。
(でも本当に必要な時は命を救ってくれる薬であると理解しています)
お口の中も同じで良かれと思って頑張って歯磨きやデンタルリンスをしてもしても状態は良くならない経験はありませんか?
ひょっとしてケアグッズの中に「殺菌剤」が入っているのかもしれません。
お口の菌のためにも殺菌剤入でないケアグッズを探してみてくださいね
歯周病は歯ぐきの病気ではない!
結論から言うと歯周病は歯ぐきの病気ではなく、
あごの「骨」の病気なんです(@ ̄□ ̄@;)!!
骨って聞くと恐ろしいような気がしますが・・・
歯は骨に突き刺さって安定しています。
骨が溶けていって歯茎が下がり最後は抜け落ちることになります。
原因は「歯周病菌」の感染
だけど家族に歯周病が一人いればかなりの確率で感染をしてしまいます
対策は歯周病菌が住みやすい環境を作らないこと!
殺菌をせず良い菌のウエイトを増やしてゆけば奴が動きにくくなります。
乳酸菌が入った食品を食べるということも対策の一つ
市販の虫歯や歯周病対策のタブレットを使用してみてもいいかもしれません
(合う、合わないは必ずご自身で判断してくださいね。起床時に口がねばっとしないなどを判断材料にしてみてください)
三歳までの子供の食事は大切
口腔内は産まれて初期に定着した細菌たちによってその後どんな細菌が定着してくるかが違ってきます。
3歳くらいまでの間にあまりよくない菌が定着してしまうと
その後も口腔内の良くない状態が続いてしまうということになってしまいます。
これは私の推測なのですが次男次女あるあるで
姉は3歳を過ぎるまで甘いものなどを与えていなかったけど
私のときは姉と一緒に2歳くらいからお菓子を食べさせていたのではないかと思います。
それならそれで人よりケアに気を付けたらいい(*'ω'*)
と思っておくだけでも違ってくると思います。
お口の健康は全身の健康につながるともいわれています。
抜けてしまった歯は戻らない!
対策をまとめると
・口の中を除菌しない
・良い菌を取り入れる
・こどもは3歳までは食事に気を付ける
この投稿が少しでもお役にたてたら嬉しいです。