【生活とフィルム】大好きなレンズ#2 YASHINON 4.5cm f2.8(YASHICA35)
こんにちは、ゆーふくです。大好きなレンズ第2段です。今回はちょっとマニアックかも知れません。でも、僕が知ってるくらいなのでそこそこ有名だと思います。
そうです、みんな大好き「富岡光学」のレンズです。「富岡光学」といえば、今は京セラの一事業部なのでしょうか?その前は京セラオプテック株式会社だったと記憶しています。京セラといえばCONTAXです。
僕が色々調べてそのレンズに惚れて初めて買った一眼レフカメラがCONTAX Ariaです。
そこからどんどん掘り下げていくとヤシカやリコーに多くの銘玉と呼ばれるレンズを供給していた富岡光学にたどり着くのにそう時間はかかりませんでした。
ネットで色々調べていると、1959年9月のアサヒカメラのニューフェイス診断室でのヤシカ35というカメラの記事が出てきたのです。新種ガラスを用いたクセノタール型のレンズがベタ褒めで、驚くべき解像度であると、そして木村伊兵衛氏が
「このレンズの実用価値はカメラ本体の価値を上回る」
と。もうこれは買うしかないですよね、笑という事で購入しました。
まずデザインがシンプルで良いですよね。戦後のコンタックスⅡa似の端正なデザイン。分解してもファインダーが2枚のプリズムの張り合わせで豪華な作りでした。なんでしょう、お金を掛けるところわかってますよね。レンズとファインダーはやっぱりお金掛けて欲しいですもんね。生意気ですみません。
では参考になるかはわかりませんが、作例いってみましょう!
毎度毎度の子供ばっかりですみません。
まず、ピントの合ったところの描写がすごいんです!まつげとか黒目のツヤっとした濡れた感じとか。(1枚目はピントが奥の目にあっちゃってますが。) いずれも逆光気味の写真ですが光の捉え方もいいですよね。
あと、ピントあったところ以外も自然に解像度が落ちていくようで、中判のレンズみたいに立体感があるんです。
上の2枚は窓からの光を受けての撮影です。良くないですか、笑。やっぱり立体感があると思うのです。
という事でこのレンズ以来、富岡光学ラバーになっています。というか僕が初めての一眼レフにコンタックス のAriaを購入したのもやっぱりレンズの描写に惚れた訳で、そういう意味では間違ってないですね。
今でもyashicaやricohのカメラは大好きで、ジャンクで置いてあるととりあえず買ってしまいます。二眼レフのyashicaflexなんてもう最高です。
次はyashicaflexの記事でも書きましょうかね?
最後にもう一つ、僕が気に入っている箇所はコレ。意外にレアな気もします。どうなんでしょう。「YASHIMA OPT. IND. Co. LTD」
そう、ヤシカになる前、八洲光学精機時代の刻印が打たれているんですよね、時代を感じられて気に入ってます。
ではでは、また次の記事で!
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