聞き上手の本当の姿

私の周りには
良く話をしたがる人が多かった

なんでこんなにも自分のことをダラダラ話せるんだろうと

自分は全然話聞いてないのに

聞いているフリをする私がいた


小さい頃から

説教の長い父の話も全く聞いてなかった

でもとりあえず正座して聞いてるふりしてた

その癖がずっと抜けてなかった

「聞き上手な人は好かれるから」

でも結局私はいい人でいたかっただけ

話を聞いてくれる優しい人になりたかっただけ

今日気づいた

めんどくさかっただけなんだ

聞いてるふりして相手に話させておけば楽だから

時間がただ過ぎて

相手は話せてすっきりするのを見れたし


でも

それじゃ私の時間はどうなったの

私の大切な時間は? 体力は? エネルギーは?

全部無視してた

その場に戦を残さないことが何よりも大事だったから

でも気づいちゃったよね

なんて無駄な時間を

無駄な会話をしてたのか

中身のない 他人の事や変えられないことばかり話して

だってそういう間は自分のこと見なくていいもんね

逃げてたね私

自分と向き合うことを

自分の中の違和感を無視して

自分の事を完全に無にしてた

だから今日を境に

もう絶対に無駄な会話はしたくない

聞きたくない話は聞かない

相手にただ話させて自分の時間とエネルギーを無駄にしない

したい会話をする

会いたい人だけと会う

自分を無視しない ちゃんと見つめる

自分だけをもっとわがままに