書評:意思決定のための「分析の技術」
後正武(うしろまさたけ)さんが著者の名著。
この本がどんな本かは目次を見れば一目瞭然。
序章:分析とは何か
第1章:「大きさ」を考える
第2章:「分けて考える」
第3章:「比較して」考える
第4章:「変化/時系列」を考える
第5章:「バラツキ」を考える
第6章:「過程/プロセス」を考える
第7章:「ツリー」で考える
第8章:「不確定/あやふやなもの」を考える
第9章:「人の行動/ソフトの要素」を考える
そう、コンサルタントの使っている切り口や手法がこれでもかと詰め込まれています。
こんなの何に使えるの?
答えは序章に。以下抜粋。
しかし、「分析」とは何をどうすることなのか。話すほうも聞くほうも、実はよくわかっていないのではないか。わからないままに、なんとなく自分と相手を納得させるために使う便利な用語になってしまってはいないだろうか。分析とは、「物事の実態・本質を正しく理解するための作業」の総称だと筆者は考えている。その作業は、いろいろな観点から様々な手法を用いてなされなければならないが、われわれはその中味や内容について漠然と考えるのみで、正しく理解しようという努力を怠ってきたのではないか。
だから何だって?
「物事の実態・本質を正しく理解するための作業」をすることで営業成績も爆上げできます。
以下の図は、"「バラツキ」を考える"より。
この図が何を意味するのかって?
気になった方は買ってください。下にリンク貼っておくんで(?)