BDP8thに参加してきました
11月4日(月祝)に、横浜産貿ホールマリネリアで行われたBanG Dreamer's Party 8th STAGEにサークル参加しました!人生二度目の即売会、新刊と増刷した既刊を引っさげて行きました。
イベント主催、スペースに足を運んでくれた皆さん、本を手にとってくれた皆さん、差し入れや新刊の交換に応じてくれたサークル参加友人各位、当日快く売り子を引き受けてくれたけんたん氏(@kentan_d)、新刊の表紙を描いてくださったまいるさん(@mairu03)。名前をあげ続けるときりがないですが、まずは関わっている全ての皆様に感謝。本当にありがとうございました。
今回も、イベントレポと言う名の振り返り記事です。
どうぞお付き合いください。
もちろん今回も全て個人の感想です。
※前回(BDP7th)の振り返りはこちら
表紙問題
死にそうな思いで原稿に取り組んでいたころ、こちらの記事が話題になりました(現在は削除済みだそうで、Togetterのリンクで失礼します)
一言でいうなら「なんか表紙をお願いしたのに上がってきたのが思い通りの表紙じゃなかった」っていう話です。この話をうけて、今回は自分である程度のラフを書いて、それを絵師さんにお渡しする形で表紙を依頼しました。
また、この話は打ち上げ等々でも話題になり、他のサークルの人と話をしながら「物語にとって理想の表紙を描いてもらうためにはどうすればいいか」を考えてみました。
やっぱりぼくは、「表紙の絵に関してはキャラや話に込めた思いなど最低限の共有に留めて、可能な限り絵師さんに任せるのがよい」というふうに思います。
物語がどういう展開で進んだり、その物語にどんな思いを込めたかは様々だと思いますが、それをモチーフや構図として絵に落とし込む能力が低いのだと思います。だから物語を作ってもなかなか表紙にできない。
だからある程度絵師に裁量を持たせて、話をしながら理想に近づけていくのが良いのかな、と思いました。
ただ、依頼する絵師さんがどのくらい仕事を抱えているかや、自分でこんな表紙が良いというのが完璧に決まっている場合等、例外は多いので置かれている状況に応じて柔軟に対応したほうがよいな、とも思います。
小説同人誌の表紙について、絵師さんの感覚は全然わからないのですがこのあたりはどう感じているんでしょうか。
進行関係
今回も、例によって8月あたりから執筆を始めております。
早く始めることができてよかった反面、今回は推敲に時間を割くことができませんでした。これは、適度に見直しながら話を書いていた結果話が先に進まず、既存シーンの手直しやシーンの追加が多かったからかな、と一人反省しています。完成が想定よりも遅れてしまい、後々の工程に響きました。
やっぱり最後まで書ききってから、シーンの足し引きや推敲を行ったほうがスムーズに進行できるかな、と思います。
あと原稿やばいときに遊びを断るのはまじで大事。いや遊んでもいいけどお酒飲むとまじで原稿できないので筋腫の誓いは大事だと身にしみました。
当日
今回イガラシプロ様のディスプレイ用品おためしセットを購入しました。
こちらがあると単純にスペースが華やかになるので良かったです。
面陳スタンドを用意したら見本誌を手にとってくれる人が増えたので嬉しくなりました。見本誌をみて購入してくださるかたもいて、とっても幸せになりました(感想待ってます)
頒布物か小説だけだからなのか、最初のうちはなかなか人がこないのが少し精神的にしんどかったです(焼きそばコピペをおもいだしました)
目の前が壁サー、両隣にも人が並ぶ、という中自分のスペースだけがぽつんとしているのは、結構心に来ます。
多分、新刊がすぐ消えそうな大手サークルから先に回っているのだろうと勝手に考えています。
今回も例にもれずIllustratorを使ってお品書きを作りました。
電子版のお品書きは紙が減って嬉しい反面、完売したときの対応が面倒だなと思います(即時編集できない)
会場をぶらぶらしていたとき、iPadお品書きの方が画面にポストイット直接貼っているのをみて「いいなあ……」になったので真似したいなと思いました。
中身のこと
なにを思って今回の話を書いたかは、あとがきにすべて込めました。結局僕は「普通」から逃げられなくて、今回それを紗夜とつぐみに押し付けてしまった。それだけでした。
期待していた内容と違った!という感想を抱いた方には頭が上がりません。本当にすみませんでした。
それはそうと今回は一文目が非常に気に入っています(一緒に頑張って原稿書いた人がめっちゃ褒めてくれたというのもある)
1時間書き出しだけを生み続けるという苦行の上生まれた今回の一文目ですが、このプロセスはめっちゃ良いなと思います。悩んだら数を出す、というのは非常に有用です。
テーマというか、恋をするお話なんですが、ぼくに恋はすこし早すぎたな、と書きながらにして思います。
お付き合いをするとか、好きになるとか、分かりそうで分からなくて、書きながらずっとうめいていました。もどかしい距離感というのを、上手く表現できたでしょうか。
終わりに
本当は自分の本が一冊も売れないんじゃないか。目の前で本破かれたらどうしよう。不安な思いばかり募らせたまま参加した今回のBDPですが、結果として楽しかったのでよかったです。こうして振り返ってみると、関係する皆様への感謝と、自分のふがいなさだけが残るBDPでした。次はもっと上手に物語を書こうという気持ちで溢れています。
参加された皆様、おつかれさまでした。
また次回の原稿に向けて頑張りましょう。