1/26 AM.1:00
1/26日 午前1:00
名前も苗字も本名もどこの誰かも知らないあの子が飛び立ちました。
もしかしたら、生きてくれてるかもしれない。
そんな幻想のようなものを抱いてしまう私が1人ぽつんといます。
その子は何を持って飛び立とうとしたのか、何を思って飛び立ったのか、
ただ、ひたすらに考えることしか出来ないけれど、
もし、届くのならば、お疲れ様を伝えたい
だって、頑張ったんだよね。
頑張り疲れたんだよね。
だから、飛び立とうと思ったんだよね。
飛び立つのにも勇気がいって、飛び立つのにも希望と絶望を持ち合わせないといけなくて
生きることを諦めるって簡単なようで難しい。
私はそう思っています。
生きる方法も死ぬ方法も上手く見つけられない私たちはどう生きていったらいいのでしょうか。
今、空を見上げてみたのですが、もう外は真っ暗で誰の声も聞こえません。
しーんと静まり返っています。
ただ、その空を見て私は少し泣き出しそうです。
飛んでいこうとしたあの子が何を最期に考えていたのか、
何を空に託していったのか。
考える余地もありません。
ただ、この想いが届くのならば、どうかあなたが安らかで幸せに
そして、最期ぐらいあなたらしい格好で
空へ羽ばたいていけますように。