とりとめのないはなし
実は私は自分の感性がだいぶ好きなのかもしれない。
カメラロールを整理しようとして
今まで自分が撮り溜めてきた写真を見ながらそう思った。
おいしいものがすき
いいにおいがすき
きれいないろがすき
おんがくがすき
こえがすき
てざわり、はだざわりのいいものがすき
ひびきのいいものがすき
ちょっと表すのが難しい
絶妙なニュアンスが好き
生を割と五感で楽しんでいる気がしてきた。
逆に言えば
湿気や暑さ、寒さ、
強すぎる光
耳障りな音
舌触りの良くないもの
喉越しが気になるもの
澱んだ空気
しがらみ
仕組み
不快を感じる理由もその分単純なのかもしれない
結局は感覚で、体で感じているのだと思うと
自分は生き物だなって思う。
せっかくだから好きなものの話をしたいし
好きなものはたくさんあっていいと思う。
頭を使うことは得意ではないけど
好きなことをポロポロ表していくことで
誰かの目に止まった時に
ちょっと潤ってくれたら嬉しいし
書き連ねることで
改めて自分の好きに触れる時間を作れて
嬉しくなれるかもしれない。
手始めに地元で撮ったものを。
風に揺られるこの一連の様子が好き
優しい色味が好き
柔らかい感じがして好き
でもしっかりしてるしなやかさが好き
カメラを向けた過去の自分を褒めたい
今まで残しておいた自分を褒めたい
この透ける光や振り撒いている香りや
穏やかな時間の流れや
当時の気ままな心の余裕を感じられるところが
好き
できることなら好きなものにだけ触れていたい
そうもいかないのが現状で
それでも好きを感じられる自分を
なくしたくはない
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