ヴィパッサナー瞑想体験談4
瞑想を経験して自分軸が太くなった気がする。
ヴィパッサナーを受ける前までは、他人に対して、もっと優しくしてほしい、愛してほしい、と求める気持ちがかなりあった。
そして、他人にひどいことをされたと捉えてみじめになり、その人のことを、人の気持ちのわからない人だ、とジャッジして責めていた。
そういう、渇望と嫌悪のサンカーラを生み出しまくってた。
でも、180度違った!
愛や慈しみは、自分から溢れ、与えられるようになるものなんだ。他人に求めるものじゃない。
そして、他人が見せてくれる不快な感覚を覚える出来事は、わたし自身が過去に植えたサンカーラであり、心を浄化するために浮上してきてくれていることなんだ。
厳しい態度。
意味のわからない、理解できない行動。
寂しそうな、悲しそうな顔。
苦しんでいた人。
理不尽な怒り。
そんな人たちを見て、、
まずは、それを見た自分が、どう感じているのか?
それに気づくことが大事。
いままでは、この状況を、相手を、自分を、変えようとしてた。
こうしたらよかった、
もっと優しくしてくれてもいいのに、
もっとこうしたらうまくいくのに。
自分が、相手のそういう状態を見るのが嫌だった。それを見て感じる感覚が不快だった。
ただ、それだけなんだ。
だから、なんとかしようとしてた。
なんにも、しなくて良かった。
すべての現象は、私のために現れてくれている。
どんなひどいことをされても、微笑み、慈悲の目を向けられる、ブッダのような平穏な心。
そんな状態に自分がなれるんだと思ったら、えも言われぬ感覚になった。あーよかった…!ものすごく満ち足りている穏やかな心。
世界への絶対的安心度が増した。
これから何が起ころうとも大丈夫。
何かする必要もない。
ただ、平静さを保ち、気づいて観察していればいい。
とかいいつつ、実家に帰ると親への怒りが〜
私が過去に植えまくってたサンカーラ。
お試しは来る来る。
いかに気づいていられるか。
何が起きても、心の平静さを保ち、気づきとともにいられるように。
色々書いたけど、多分ぜんっぜん伝わってないし、間違ってる部分もあるかも。
とにかく、ごちゃごちゃ知識があったって、これは体験してみないと決してわからない世界だかんね。