ごろごろチキンカレーのトッピングは納豆で決まりだった。
今シーズンは2020/04/07から販売され、もはやすっかり生活の一部と化した松屋のごろごろチキンカレー。
始まりがあれば終わりがある。
販売期間は1ヶ月ほどの予定らしいので、そろそろ販売終了の足音が聞こえるようになってきた。
今日もお昼の時間にいつもの松屋に向かった。最近は、松屋に向かっている途中に、松屋のアプリで今日注文する分をポチポチしてQRコードを作っている。このひと手間が、このご時世には大切なのだ。
そうこうしているうちに、いつもの松屋に着いた。家から10分弱。ごろごろチキンカレーの終了が近づいているのも相まって、松屋がある景色がなんだかエモく見えた。
相変わらず、昼時の店内入り口券売機周辺は行列している。ソーシャルディスタンスなんてあったもんじゃない。券売機を前にして初めて、今日は何を食べようかと考える人が多いのだ。
このような状況下なので、自分は少しでも行列を短くできるようにと、松屋アプリで事前に注文する分をポチポチしてQRコードを作成している。だから、自分は券売機の前で悩むことはない。QRコードをかざすだけ。所要時間数十秒。
そして、ごろごろチキンカレーのルーをお持ち帰り。
いつもと少し違うのは、昨年のごろごろチキンカレー販売時に松屋愛好家界隈で一大ムーブメントを巻き起こした、ごろごろチキンカレーの納豆トッピングを再現するために、納豆も注文した。
そして、家に帰り、納豆をかき混ぜ、あらかじめ用意していた御飯にかけた。
納豆ごはんの出来上がりである。
そのまま食べてしまいたくなる気持ちを抑えて、本日の主役、ごろごろチキンカレーのルーをかける。
納豆の茶色に、ごろごろチキンカレーの茶色のハーモニー。
食べ物は茶色ければ茶色いほど美味しいのだ。
スプーン山盛りによそって一口食べてみる。
これだ。真打ち登場。
ちょっぴり辛めのごろごろチキンカレーのルーを、納豆がまろやかに仕上げてくれる。
ごろごろチキンカレーに一番合うトッピングは、納豆だった。