(過去ログ)同じ環境が一生続くことはありえない
今から12年前、前々ブログで書いた投稿の再掲です。39歳のときにこんなこと書いてたんだなぁ。
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今の生活環境が一生続くことなど絶対にありえない。
自分は年をとるし、子供達だって大きくなる。
社会情勢に応じて収入だって変化するし、自分の職業だって今の仕事のままかどうかなんてわからない。
現状を守るという努力は大切である。
ただ、現状を維持しきれないとき、変化せざるを得ないときというのは必ず人生の中にあると思う。
その起こり得るであろう「変化」を予測し、その変化に対して早めに対処している人たちが傍から見ていると順調な人生を歩んでいる人に見えるのかもしれない。
難しいことを書いているように見えるが、人生の大きなことから身近なことにまでこのことは当てはまる。
例えば、
「今後、自分は10年先にこんな人生を歩んでいたい。そのためには5年後までにxxのような仕事についていないといけない。それに対し、現在はこうだから、この1年はxxを変えていかないといかない」
身近な事で言えば、
「このお菓子を食べたいけど、食べてしまったらカロリー消費がたいへんだからやめておこう」
とか。
未来を予測することはとても難しい。
ただ、その未来を描くときに自分が現在おかれている状況を(良いところ、悪いところ含め)正確に把握しないことには何も始まらない。
日々のことだけに追われ、ただ日々起こる突然の状況を受けていたら、その段階になってから対処しないといけないので後手後手になりやすく、たいへんな労力を要する。
それに対し、自分で作った未来に対する自分の計画表があれば、次々とやってくる様々な変化に対しても対処しやすい。
仮に計画とは異なる状況がおきても、計画に対するどのような修正をすればよいかという考え方でとらえることができる。
いわば、人生の羅針盤みたいなものになるのである。頭の中にぼんやりと描くことは誰しも行っていると思うが、文字にしている人は少ないのではないだろうか。
「不測の変化に対する柔軟な対応力」と「未来の計画書」
前者は経験を重ねないことには培われないものだが、後者はどんな人でも作ることができる。
人生の羅針盤。
あなたはほしくないだろうか?私は必要だと思うし、持っている。
言いたいことはわかるだろうか。
#### ここまで ####
さて、こういう記事を書いたからには、10年後の自分がどうであったかの検証が必要ですね。
将来の自分を描くという習慣は、前々職の人事制度で叩き込まれました。これには本当に感謝しています。
この頃自分が描いていた50代の姿になっているかどうかと言いますと、かなり近い姿だと思っています。
実現しているのは、
・プロフェッショナルとして活動している
・妻や子供たちと楽しい家庭生活を営んでいる
・自分の趣味や余暇に時間とお金をかけることができるようになっている
といったところですね。
正直独立したのは自ら積極的に動いたというよりは、目に見えない力が背中を押してくれた感じです。
なので今自分が個人事業主として活動していることを12年前の自分に伝えたら、めちゃくちゃびっくりするでしょうね(笑)
実現していない事の中に、「都内の勤務地に近いところに居を構える」ということがありました。
ただですね、これはこの10年で考えがかなり変わりました。
今は浦和に自宅を持っていますが、業務スタイルや環境を考えると、むしろ今はここが最適ではないかと思っています。
ただ、駅近の便利なところに移り住みたい思いは変わらず持っているのでそれは将来必ず実現します。
こうやって、自分の中で目標を立てれば活動の軸となって考えることができるのでブレることがなくなるのです。
先のことはわからない、流れるままに生きていくさ、というのもいいと思います。
すべては自分が決めることです。
20代からずーっとやってきた未来の計画書とその見直し。
30年経験してきた私が言います。
お奨めですよ。
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m