姐さんから指摘されて腑に落ちた話
先日、前職からずっとつきあいのある「姐さん」と飲みに行きました。
「姐さん」は年齢的には同級になるのですが、なんというか、その豪快さと面倒見の良さからいつの間にか周りから「姐さん」と呼ばれていたような気がします(笑)
かなり久々に会いましたので、いろいろと近況やら仕事の話やらで話が弾みました。
そんな中、姐さんからふと
「タカハマさんは、前の会社辞めて個人事業主になって本当によかったよね。」
と言われました。
まあ、なんだかんだありましたが、確かにビジネスとしては順調ですし、会社の外に出てみて自分の市場価値が意外に高かったんだなぁ、ということもわかったりしましたし、そういうこと?
どういうことなのかな。
「なんでそう思うんですか?」
と聞いたら、
「だってさ、すごく楽しそうじゃん」
と。
あぁーーー、
なるほどな。
確かにそうかも。
姉さん:「前の会社の時のタカハマさんって、なんかいつもつらそうだったけど、今すごく楽しそうだからね。」
タカハマ:「確かにそうかもですね。やってることは前職時代とそんなにかわらないんですけどね。」
変わったのは立ち位置だけ。
なのに、確かに会社時代って、なんかすごく心にとげが刺さっているような状態で心はカラカラ状態。そんな感じだったと思います。
そして苦しみながらでも前に進んでいたという苦行のような感じだったな。
今も大規模なプロジェクトのプロマネを請け負ったりしていて、かなり重責な役回りを担当しています。
ただ、辛いとか苦しいという気持ちに支配されているかというと、それは確かにないですね。
そうなんだ。
俺、今、楽しいんだ。
会社に所属していたら、自分がやりたいくない仕事も命令とあればやるしかありません。対価として給料をもらっているわけですからね。
今は、仕事を自分の意思で選べる立場にいるわけです。
だからか。だから気が楽なんだな。
タカハマ:「今は、若いエンジニア君達に少しでも成長するよう貢献したいと思っていて、そんなつもりで会社関係なく若い世代には伝えたりブログとか書き残したりしてるんですよ。」
姐さん:「違う違う。そんな年上のおっさんが偉そうに『教えてやる』なんて書いてるブログ、若い子が読みたいと思う?タカハマさんがいまやっていることが楽しいっていうことを伝えればいいんだよ。」
おおお。。。。
この視点は目からうろこでした。
確かに、教えたいなんてことはこっちの一方的な押し付けですね。
自分が楽しいってことを伝えたほうが確かに相手には伝わるのかもなと思いました。
さすが姐さんです。
前職時代に経験した最強に辛かったプロジェクトをやっているときにも、姐さんにずいぶんと心を救われました。
2人とも前職を去り、お互い別のことをやっていますが、こうやってたまに話をすると、本当に新しい気付きをもらえます。
まあ、大多数はバカ話ですけどね(笑)
わたしは、姐さんをはじめ、多くの人達に支えられて今ここにいるんだなぁ、と改めて思ったのでした。
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?