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社会人(ビジネスパーソン)になった時に必ず活きる、部活動での経験について
この3日はスキル的な話として、チームミーティングの方法論についてお伝えしてきましたので、本日は私自身のこれまで経験をもとに整理をした、【部活(体育会)・学生スポーツでの経験はビジネスにどう活きるのか?】についてお伝えします。
このテーマを選んだ理由は、学生時代にスポーツに打ち込んだ皆さんの経験は、社会人(ビジネスパーソン)となった時に必ず活かすことができる、ということをお伝えしたい、と思ったからです!
たとえインターハイや全中などの試合の機会が無くなったとしても、皆さんの経験は決して無駄にはなりません。自信を持って最後まで部活に全力を注いでいってください!
上の図は、私が前職(銀行員でした!)時代の経験をもとにまとめたものですが、比較的どの仕事でも当てはまると思います。
社会人(ビジネスパーソン)として求められることは大きく以下の2つに分けられます。
①その業界のプロとして質の高いアウトプットを行うこと
②チームのリーダー/マネージャーとしてチームの力を最大化すること
多くの企業では、最初の内は①を求められる割合が多くなりますが、年齢が上がるにつれて、②の役割についても求められるようになっていくことが多いですね。
いずれにせよ、この2つのどちらかだけを伸ばせば良いというわけではなく、その両方を「高いバランス」で維持していくことが、レベルの高いビジネスパーソンには必要不可欠です。
それでは、部活(学生スポーツ)における取り組みとビジネスパーソンに求められるスキルはどのように重なり合うのでしょうか?
結論としては、ビジネスパーソンとして求められる、ほとんど全てのスキルを、部活を通して獲得することができるのです!☝の図のピンクの部分が、部活において、それぞれの力を発揮しているシーンになります。
例えば、質の高い仕事を行うために必要な「計画力」は【大事な試合を見据えて練習計画を立てる】ことで、良いチームをつくるための「対人影響力」は、部活の後輩を指導したり、メンバーが自信を持って試合に臨んでくれるように声をかけることを通じて、養っていくことができます。
ただ、これらを「高いバランス」でできるようにするためには、自身の強みや弱みをしっかりと理解して、自分の苦手な/足りない部分にも積極的にチャレンジして伸ばしていく必要があります。
特に、左側の「業務遂行(自分が結果を出す力)」は意識せずとも自然に培われることが多いですが、「組織運営(チームの力を引き出す力)」については、自分で意識して取り組んでいかないといけない部分ですね。
このコロナの環境下、左側の部分はかなりの部分が失われていて、自分の役割ややるべきこと(目標)を失っている人も多いのではないでしょうか。
ぜひ、今だからこそ、右側の「いかにしてチームの力を最大限に引き出すか」を高め、部活動の経験を一生の力にしていってほしいと思います。