「収益ファースト」はモチベーションを保つのが大変
何かに挑戦する時は「稼ぐ」を目的にするとモチベーションが保ちにくい
個人事業主になって、改めて「利益を得ること」の大変さ、難しさ、有難さを身に染みて感じることができるようになったのと同時に、「稼ぐこと」を目的に事業を始めると心が折れやすいことにも気付かされました。
お金を稼ぐことが先行して思いついたビジネスアイデアはある種の邪悪さが付き纏い、どうしても非道さやずる賢さが必要になります。
それは成功するためには必要不可欠な要素なのかもしれませんが、稼ぐことを目的とした行動は成果主義となり、モチベーション維持が非常に困難なのも事実です。
綺麗事に聞こえるかもしれませんが、事業を立ち上げ、収益が出ない状態でも心折れずにアクションを起こし続けるには、自分がその事業で成し遂げる『大義』というコアがある必要があります。
実際に新規事業を立ち上げてみて、身をもって体感しましたが、「大義があるアイデア」は稼ぐことを目的としていない分、意外にも『楽しい』が先行するので収益による苦しみがある程度緩和されます。
組織を形成しても無利益の状態かモチベーションが決壊しないのは、同じ方向を向きやすく、楽しさを感じながら事業に集中できるのが大きいです。
これはフリーランス活動や新規事業の立ち上げだけでなく、ビジネスシーンのあらゆる場面で使えるマインドで、「収益を求めているわけではない」状態になるほどの大義があれば、継続しやすくなり、結果的に成果が後からついてきます。
私がnoteを継続できたのはマネタイズを目的にしていなかったからですし、私がブログを継続できなかったのは「マネタイズのためだから」でした。
私がフリーランスとして活動できたのは「自分が自分であるために企業に属さない時間を作ろう」という大義があったからで、今思えば「フリーランスになってバリバリ稼ぐぞ!!」というマインドは存在していなかったのが今日まで続けることができた要因なのかもしれません。
新たに立ち上げている新規事業も「自分にとって面白いことをする」から始まったので、正直「金を稼ぐぞ!!」って感情があまりないことが、結果として上手くモチベーションを保てているのだと思います。
大志を抱き、大義を掲げよ
企業に属さず、個人の力で収益を上げることは非常に難しく、最初から成果を上げ続けることができる人は稀です。
利益を得るためには、利益が出るまで挑戦し続ける根気強さと継続力、そして楽しむ力が必要で、収益が0の状態を過ごしても諦めないことが求められます。
挑戦するには苦悩が伴います。
その苦悩とともに歩み続けるには、それ相応の覚悟をしなければなりません。
リスクを背負う覚悟を避けたいのは生存本能として至極当然のことですが、フリーランスになりたい、起業をしたい、投資家になりたい、自分の力でお金を稼ぎたいと考えているのであれば、生存本能に逆らう必要が発生します
自身の中に事業を通して成し遂げたい大志があり、自身が活動する大義を掲げて始めて、生存本能に逆らう覚悟を決めることができるでしょう。
「何を実現するためにその事業を立ち上げるのか」
と、一度自身に問いかけ、その目標は実現するに値する大義となるか確認してみてください。
【パーソナル】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント
Webライター、Webマーケティングスクール講師
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽
ラジオ、伝統・民俗芸能について調べること
特技:和太鼓、フットワークが軽い
【連絡先】
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Web制作会社のマーケティング支援部門でWebマーケティングコンサルタントとしてSEO、広告、コンテンツ制作、LPO、EFOなどの手法を元にお客様のWeb戦略のサポートを担当。提案・分析・企画・施策の実施・効果測定まで全て一気通貫で対応できることが強み。その後、Web接客ツール
のベンダー企業にカスタマーサクセスを提供するコンサルタントを経て、現在フリーランスとして活動中。
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