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「あーこのために生きているんだ」を増やす刹那主義的心の健康法

例えば、友達とカフェでコーヒーを飲みながら他愛の無い話をしている時、例えば、居酒屋でビールを口に運んだ瞬間に、例えば、帰り道にふと綺麗だと思った夕焼けの写真を撮った時…「この時間のために生きているなぁ」と感じたことはありませんか?

ストレスと戦う現代社会において、「生きている」と感じれる瞬間こそが最も大切で尊いものなのでは無いかと思うようになり、最近はこの瞬間を得ることが心の健康につながるのではと思い日々を生きています。

サウナに入っている時。

美味しいコーヒーを飲んだ時。

素敵な音楽に出会った時。

美しいアートを見た時。

友達と会話をした時。

ふとした瞬間に「このために生きている」「このために生まれてきた」と思えることが幸せで、この瞬間のために私は今日まで生きていたのだと。

刹那的な幸福を愛せる人は「幸福を身近に感じれる人」であり、毎日を輝かせる術を持つ人です。

「蝶やシャボン玉、ないしはこれに似た人間たちこそ、幸福を、最もよく知る者のようだ。」とニーチェが述べたように、瞬間的な感覚を持つ人は幸福をよく知っているのです。

だからこそ、私はこう言いたい。

明日に追われる毎日ではなく、今日を今日として楽しむ毎日を送るべきだと。


ポジティブに生きるための刹那主義的考え方

刹那主義:過去や将来のことを考えないで、ただ現在の瞬間を充実させて生きればよいとする考え方。また、一時的な快楽を求めようとする考え方。「刹那主義の若者」

出典 小学館デジタル大辞泉

刹那的な生き方はよくないと言われています。

それは目先のことを優先するあまり「計画性のなさ」「快楽的である」「面倒を先送りにする」といった性質が目立つからでしょう。

刹那主義には「若々しさ」がつきものです。

また「遊ぶこと」を知らないと刹那的に生きることはできません。

刹那主義とは「楽しい」をしている人でしかなることができません。

そしてそれは何も三大欲求に関わるものだけでは無いのです。

飲食、睡眠、性に関する快楽だけでを刹那的に求めること意外にも「楽しい」は存在しますし、きっと多くの人は無意識のうちにその楽しさを理解しているのでは無いかと思います。

私はその「楽しさ」を1日の中で優先することは心の健康には必要不可欠であると思っています。

音楽を聴く、綺麗な夕焼けを見る、読書をする、面白いテレビ番組を見る…

生産性がないことと時折SNSで見かけたりすることが、自身の心を平穏に保ち、心の健康を作ってくれます。

不要不急かどうかは他人が決めることではありません。

自身で決めることです。

周りに迷惑をかけない程度に、それでも自分のために、その刹那を感じて楽しんで遊んでみてはいかがでしょうか?


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