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THE SAUNA MAGAZINE

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サウナについての考察、体験、調査についてまとめた「読んでととのうマガジン」
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#ビジネス

「ととのった!」言葉の魔法とマーケティング

マーケティング職の方が疾患している職業病の一つに『何でもかんでもマーケティング戦略を仮説立てる』という癖…と言いますか、病があると思います。 私も例に漏れず同じ不治の病に罹っているのですが、最近『言葉の魔力』について考えることが前よりも多く増えました。 先日発表された「流行語大賞2021ノミネート30語」を見るとサウナ界隈ではあいさつレベルで浸透している「ととのう」がノミネートされており、遂に流行語大賞クラスまで登り詰めたのかと感無量になっている時、ふと『サウナブームのト

スマートニュースにサウナチャンネルが登場!|サウナ施設はWeb活用がより重要に…

2021年3月16日(火)にサウナ界に衝撃が走りました。 なんとスマートニュースにて「サウナチャンネル」がオープンされたのこと! サウナ情報を求めるユーザーが多く、「施設情報」「体験レポート」「ブログ」「最新のサウナイベント情報」「プレスリリース」をまとめて閲覧できるようになるのはサウナーとしては大変喜ばしいものです。 そして同時にサウナ施設におけるWebマーケティング活動の重要性が上がりました。 早速スマートニュースでチャンネルを登録してみましたが、主に「メディアサ

サウナをもっと暮らしの側に |-非日常のサウナ体験よりも日常の中のサウナ利用-

サウナ発祥の地・フィンランドでは、サウナが生活の中に浸透しており、一家に一台サウナがあるほど身近な存在です。 サウナには「健康に良い」とフィンランドでは古来より認識されており、心身ともにサウナによってコンディションを調整するだけでなく、交流の場としてコミュニケーションの中心部にも「サウナ」が置かれています。 日本における「お風呂」と同じく「入浴すること」が当たり前であり、毎日「入浴すること」に対して疑問も違和感も抱かないほど生活に溶け込んでいるカルチャーです。 フィンラ

忙しい人にこそサウナをオススメする4つの理由

現代社会は経済的に豊かになり、科学技術も高度に発達を遂げました。 日常生活はより便利で快適な生活が実現できるようになり、あらゆるものが進化し発展した世界で私たちは生きています。 しかし、経済的成長も科学技術の発展もあるにも関わらず現代社会は「ストレス社会」ともいわれています。  「ストレス」は年齢性別問わずあらゆる人に様々な形で存在し、多くの人が「ストレス」に悩まされています。 発展と引き換えに私たちは「競争社会」へと突入し、朝から晩まで働きづめの日々を送る人も少なく

SNSマーケティングの視点からサウナブームを考える

爆発的なサウナブームが到来し、今最も熱いニューカルチャー「サウナ」 2011年にタナカカツキ先生による「サ道」が発刊したことを皮切りにサウナに関連する紹介記事や著名人のサウナ好きを公言することでサウナへの注目度が上がっていきました。 2016年辺りからサウナブームという言葉が使われじめ、2017年、2018年とサウナに関するコンテンツがどんどん増加していき、2019年のドラマ サ道の爆発的ヒットによってサウナブームに完全に火がつきました。 前回<SEOの視点から考える2

SEOの視点から考える21世紀のサウナブーム | 【なぜサウナブームは起きたのか?】

2020年は空前絶後のサウナブームにより多くのサウナ愛好家が生まれ、日本全国のサウナ施設が賑わった年です。 このサウナブームは「いつ」から起こり、「どのように広がり」「いつまで続くのか」、そして「ポストサウナブームがどうなるのか」はサウナ愛好家のみならず温浴施設の経営者、観光業界、飲食業界、さらにはサウナ施設周辺のお店にとっても重要な議題となります。 ブームをちゃんと分析することで次の一手を考え、カルチャーの発展に貢献することができるからです。 今回私はWebマーケティ

サウナに通うことで起きた思考の変化|知らぬ間に内面が磨かれるサウナの魅力

皆さまこんにちは。 サウナを愛し、サウナに愛されたい…そんな現在サウナにガチ恋しているUtoです。 港では空前絶後のサウナブームが到来し、全国のサウナが盛り上がりを見せ始めているとか…いないとか。 都内では人気サウナ施設は人が溢れかえる大繁盛で、サウナに対する楽しみ方や捉え方が日夜問わず発信され続ける時代が到来しております。 サウナの楽しみ方は千差万別、十人十色。 私個人としては「郷に入っては、郷に従え」スタンスでその場所に定着している環境に適応し、自身の中にある「常