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40才からTOEIC850点

850点までの道のり

3月に受けたTOEICで850点を達成しました。
860点であれば、最高ランクだったところぎりぎり届かないというちょっと悔しい結果でした。
2020年秋に41才手前で勉強を開始してから、ここまでの成績を振り返ると
2021年6月 650点
2021年9月 710点
2022年6月 795点
2023年3月 850点
という推移です。
テストの間隔は均等ではないですが、概ね右肩上がりになっています。
しかし伸び方を見てみると、2度目のテストは前回から3ヶ月で60点上がったのが、4回目は9ヶ月で55点アップということで、点数の伸びは徐々に鈍くなっています。

勉強法は

ここまでの勉強は、以前にも書きましたがスタディサプリとNHKの語学系番組が大半です。
通勤電車の中でスタディサプリをやって、駅から職場まで歩いているときにラジオを聞く。
ひたすら、その繰り返しです。
スタディサプリに学習時間を記録していますが、総学習時間は、450時間ほどでした。
社会人になってからは、ほとんど英語を勉強してこなかった者でも、きちんと時間をかければ850点くらいは取れるということです。
効率は、人によって違うと思いますが、アプリを使った勉強法というのは、分からなかった項目の復習などは比較的、やりやすいので時短にはなっているのかな、と思います。
ただ、ここから点数を上げていくには、今までのやり方では難しいかな、と感じています。
また、以前に書きましたがスタディサプリ自体が860点くらいまでの勉強法かな、と思うからです。
アプリ自体はメインはTOEICの問題を解いて、さらにディクテーションやシャドーイングを繰り返すというものですが、問題のレベルが簡単なものから難しいものまで様々ですので、既に十分に理解している問題も多く出るようになってきたので、時間的な効率が少し悪いかな、と思います。
なので、市販のハイレベルのテキストなどを取り入れていこうかな、と考えています。

850点の実際に役立つか?

ところでTOEIC850点というと世間的には、それなりに評価はされる点数だと思いますが、実際に自分が取得してみると、これだけで英語が使えこなせます、とは言えないかな、と思います。
理由としては
1 インプットだけの評価である
2 あくまでビジネスをベースした英語であるが、一方で専門性はない
3 発音や文法的にきれいな英語しか触れていない
ということです。
1つ目は、TOEICはリスニングとリーディングのみの試験ですので、ライティングとスピーキングの力は評価されません。
もちろん、リスニング、リーディングのレベルにある程度はライティング、スピーキングの技量は影響されますが、とは言え完全に比例するわけでもありません。
2つ目は、TOEICもテストである以上はある程度の傾向というのはあります。
基本的には、社内や取引先、顧客とのやり取りが中心で日常会話や雑談などは出てきません。
ですから、英語の能力のある場面での評価ということになります。
3つ目は、TOEICの英語はきれいな発音で文法的にも正しいものばかりです。しかし、現実には英語を話す人も話し方は様々ですし、単語や文法を間違えることもあると思います。
そういう状況でコミュニケーションが取れるかというと、ある程度は慣れが必要だと思います。

ということで、TOEICで測れるのはスポーツで言えば基礎体力のようなものなのかな、と思います。
もっとも、これはTOEICに限らずどんな資格でも言える話で資格というのは最低レベルは保証してくれますが、その先の上積み部分は人によりけりということになりますけども。

TOEICの点数は、まだ伸ばしたいと思っていますので、またいずれかの機会に英語の勉強については、書きたいと思います。

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